投稿日:2022年12月25日(日)
今朝車のナビに「メリークリスマス」と言われ、そういえばと思いましたが、今日は12月25日は「昭和改元の日」です。大正15・昭和元(1926)年のこの日、大正天皇が崩御し、皇太子であった裕仁親王が践祚されました。東京日日新聞(現在の毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じた。しかし政府は元号を「昭和」と発表したため、この「大特ダネ」は「大誤報」となってしまい、編輯主幹の木戸元亮は責任をとって辞任した。
「光文」は新元号の候補の中にあったが、政府内では既に「昭和」に決定していた。しかし、東京日日新聞の報道から政府の公式発表までの時間があまりに短かったことから、「元々『光文』に決定していたものが、新聞で先に報道されてしまったため『昭和』に急遽変更した」という噂が生まれた。との事です。令和改元の際もそうでしたが、元号を巡る報道は昔も今も過熱していたんですね…権禰宜の遠藤です。
さて、本日12月25日(日)午前8時より、新春準備の一環として提灯掲揚と、師走大祓式並茅の輪神事の準備として茅の輪設置を、神社関係者有志の手によって行っていただきました。
作業にご協力いただきました渡邊宮頭・氏子総代・神輿保存会・牛若会・㈱勝栄土建の皆様、年の瀬のお忙しい中誠にありがとうございました!
今回は人数が集まってくださったので、同時進行で行えました。
▽提灯掲揚。右上の「謹賀新年」の4文字が一気にお正月気分にしてくれます。
▽提灯は随時募集しております。年三回(7月白旗まつり・11月酉の市・1月お正月)掲揚致しますので、ご希望の方は社務所までお申し出ください。
▽茅の輪設置。
▽設置完了。12月30日までくぐることができます。年末詣の際には是非どうぞ。
【年末詣のご案内】
現在は年初に神社やお寺にお詣りする「初詣」が一般的ですが、これは明治以降に広まった風習でかつては「一年の感謝の想いを伝える」「新年の無事と平安を祈願する」意味で年内にお詣りする「年末詣」(ねんまつもうで)「年内詣」が行われていました。神棚のお札なども新しいお札で新年を迎えるのが習わしです。
白旗神社では来年の神札・お守り・干支の縁起物なども年内から頒布しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から分散参拝が推奨されている昨今、年末に新年のお札・お守りを受けられては如何でしょうか。