投稿日:2019年6月11日(火)
いよいよ明後日は、源義経公没後830年鎮霊大祭です。天気も良さそうで何よりです。権禰宜の新久田です。
白旗神社では本年が御祭神 源義経公没後830年との節目の年を迎えると共に、新帝陛下の御即位をお祝い申し上げるべく記念事業を実施致しております。
源義経公 没後810年には、栗駒と藤沢の両地での慰霊祭の後、栗駒の菅原次男氏が御霊土(みたまつち)を担いで往復一千キロの道程を歩き、鎮霊碑(白旗神社)・奥津城(栗駒)が建立され、御首と御胴体が合わせてお祀りをされました。今年は、藤沢市の首塚と宮城県栗原市の胴塚の御霊が合祀されてから20年の節目を迎えます。
記念事業の一つである「源義経公聖地巡礼の旅」では、栗駒・藤沢でそれぞれ慰霊祭を行うと共に、胴塚の御霊土を担いで源義経公所縁の地を徒歩巡礼し御霊の慰霊並びにご神威の益々の発揚を願います。
4月17日に宮城県栗原市にあります源義経公奥津城にて奥津城慰霊祭・聖地巡礼奉告祭を行ったのち、胴塚の御霊土を持って古美根菓子舗の小峯憲さん(白旗神社 森脇町総代・横町山車囃子保存会 会長・牛若会会員)が聖地巡礼の旅に出発されました。
今回はその6日目の様子をご紹介致します。(5日目の様子はこちら)
~源義経公聖地巡礼の旅 6日目~(この記事は4月下旬の様子を記事にしています。Facebookのイベントページをご参照ください)
黒川郡大和町~仙台市青葉区通町へのルート(19.9㎞予定)
昨日25日の夜、震度3の揺れがあり少しびっくりしましたが、ホテルでしっかり朝食バイキングをとり、いざ出発。
雨に降られ気温8度の寒さではありますが、暑さはないので体力消耗も少なく仙台市に向かって足を進めました。途中、富谷市を通過した際に、大清水石盥(せっかん)を見学。
1960年代頃まで四季を通じて冷たい清水が滾々と湧き出しており、一説では新妻豊前という武士が病気で倒れた家臣ののどを潤すために、持っていた槍の先(石の先)で岩を掘ったところ冷水が湧き出たとされているそうです。
その後、昼前に仙台市へ。
休憩を挟みつつ、16時過ぎにホテルグリーンシティにチェックインしました。
雨の一日でしたが、元気に歩くことができました。明日に備えてゆっくり休みます。