投稿日:2024年2月25日(日)
花粉で目はかゆく鼻はムズムズ。これも春の一部と受け入れられるような広い心を持ちたいです…権禰宜の牧野です。
さて、昨日2月24日は二の午、相生町の稲荷祭の日です。前日までは雨続きでしたが当日は有難いことに好天に恵まれました。
同町内会では、初午の日に豊川稲荷までお札を受けに行かれる関係で、毎年二の午にお祭りを行っているという事です。今年は休日だったことや開始が少し遅れてお稲荷さんを取りに来た組長さん達にも参列頂いたことで普段より少し参列者も多かったようです。
相生町の初午祭では祭典後に町内会各組の組長さんが各家庭を1軒1軒回ってお稲荷さんを配る習わしです。今年はいつも中心的な役割をされていた方が怪我で動けず、段取りに苦労すると共に改めて大変さを思い知らされたそうです。到着すると社殿の横にある会館では慌ただしく準備が進められていました。
時代の流れで1度は中断されたこともあるそうですが改めて意義を見直し続けられているという事です。少子高齢化の時代の中で、災害時など困った時に特に小さなお子さんや高齢者のいる家庭を地域で支え合っていく事が求められています。各家庭を回るのは時間もかかりどうしても負担に感じてしまうかもしれませんが、お稲荷さんを通じて神様のお力をお頒かち頂くだけでなく実際に顔を合わせることで地域の繋がりを深めていく事ができるのではないでしょうか。お祭りを通じて人と人が繋がっていくという先人の知恵と想いが今後とも受け継がれ活気のある町内活動が続いていく事を願っています。
いずれに致しましても、相生稲荷及び相生町内会の益々の発展と町内会の皆様の平穏無事をお祈り申し上げます。おめでとうございました。