投稿日:2017年10月10日(火)
皆様初めまして。本年3月に國學院大學を卒業し、4月より白旗神社出仕として奉仕致しております佐藤と申します。
日々精進し、神明奉仕に務めて参ります。今後とも宜しくお願い致します。
さて去る9月14日(木)に、神奈川県女子神職会が主催する祭祀舞研修会を受講して参りました。改築された神奈川県神社庁の神殿をお借りし、神奈川県神社庁祭祀舞講師の福田満理先生(亀ヶ池八幡宮 権禰宜)ご指導の下、神奈川県内の女性神職・巫女が「豊栄舞」の稽古を致しました。
乙女舞とされる豊栄舞(とよさかまい)は、朝日舞(あさひまい)と共に昭和25年に神社本庁に於ける祭祀舞として制定され、全国の神社でお祭りの時などに舞われてきました。
豊栄舞の歌(神社本庁神社讃歌 臼田甚五郎氏作詞)
一、あけの雲わけうらうらと とよさか昇る朝日子(あさひこ)を 神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや
二、地(つち)にこぼれし草の実の 芽ばえて伸びて美(うるわ)しく 春秋飾る花見れば 神の恵み尊しや
2度目のお稽古でしたが、舞の流れはもちろん、細かい所作や足捌きなど多く学ぶことが出来ました。
舞を始めて日は浅いですが、練習を重ね祭典舞奉仕などを通して神道の伝統である祭祀舞を継承していく一端を担っていきたいと存じます。