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秋祭り・特殊神事『湯立神楽』のご案内
投稿日:2018年10月28日(日)
本文でも申し上げておりますが、本日は秋祭り諸準備及び秋祭り斎行に付、正午以降は境内への車輛の乗り入れ・ご祈願の受付が出来ませんのでご留意ください…権禰宜の遠藤です。
さて、本日10月28日午後2時から『秋祭り・湯立神楽』が執り行なわれます。(諸準備の都合上、正午以降は車両の乗り入れ・ご祈祷の受付が出来ませんので、ご注意ください)
秋祭りは正式には『新嘗祭・にいなめさい』と呼ばれ、11月23日に全国の神社で行われています。
また湯立神楽は、約800年前に京都の石清水八幡宮から鎌倉の鶴岡八幡宮に伝わった神楽で、両社では一時期途絶えた事で原形を遺しておらず、藤沢で行われているものが原形に一番近いのではないかと思っております。(県内では、鶴岡八幡宮の職掌8家(しきしょうはっけ)・神楽男(かぐらお)と呼ばれた、当時この神楽の奉仕をされていた家(神社)があり、神楽を継承されております。佐野系・吉田系の2系統に分かれており当社は吉田系を継承しております)
当社では単に湯立神楽と呼ばれ、市内 皇大神宮では湯華神楽(ゆばなかぐら)と呼ばれていますが、藤沢市無形民俗文化財に指定されてからは『藤沢の湯立神楽』が一応の正式名称となっています。(漁師の間では潮神楽(しおかぐら)、鎌倉では鎌倉神楽(こちらも文化財指定以前は湯立神楽))、お祭りの3日目に行うので三つ目神楽など呼び方は様々ですが、藤沢・鎌倉・葉山で行われている湯立神楽の殆どは我々が奉仕に伺いますので同じ神楽となっております)
神楽中に湯しぶきを浴びると無病息災に、中盤では赤飯・お神酒を召し上がっていただき神様のお力を体内に取り入れ、山の神に泣かされる子供は素直に成長すると謂われ、最後の座では神がお餅を撒きながら皆さんに幸福をお頒け致します。
お子さん・お孫さんなどお誘い合わせてお参り下さい。
10月26日付のタウンニュース藤沢版に取り上げて頂きました