投稿日:2026年8月20日(木)
【暦で見る九星の運勢シリーズ】令和8年9月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)
・三碧木星:「吉方…南東・北東 日を追うごとに運気充実し、吉事重なり気分爽快に。ただし注意しないと、うぬぼれる傾向があるから気を付けて。何でもできるからとか、知っているという態度ではなく謙虚に。」
・四緑木星:「吉方…南東・西 分岐点に差し掛かり、どっちにしようかと悩む運気にとなりそうです。良い話が重なりウキウキワクワクしますが、調子に乗らず落ち着いて所持じっくりと。もし迷ったときは相談を。」…権禰宜の遠藤です。
さて、本日は神社界唯一の業界紙であります、『神社新報』令和8年8月3日号掲載の記事より各地の御霊水・御神水をご紹介致します。


天の眞名井の水
丹後一宮である京都府宮津市・元伊勢籠神社(海部穀成宮司)の奥宮・眞名井神社。境内には、「天の眞名井の水」がこんこんと湧く。
古伝によれば、籠神社海部家三代目の天村雲命が、神水を黄金の鉢に入れて天上より持ち降り、日向の高千穂の宮の井戸に奉遷。そののち、この眞名井原の地にある井戸に遷された。
さらに神水は、倭姫命により豊受大神宮(外宮)にある上御井神社の井戸へ。神宮の永久の御料水にされたといひ、今も変はらず、年の初めの若水をはじめ、毎朝神職が一桶づつ奉汲し、神饌御料に供してゐる。
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暑い夏がやってきた。今回は、涼やかになる各地の霊水・神水を写真とともに紹介していきたい。

泉が森は、茨城県日立市・泉神社(茨城県日立市・泉神社(大塚祐慶宮司))の緑樹美しい森。神社脇には清水を湛えてゐる(写真中央)。
社記には「上古霊玉此地に天降り霊水湧騰して泉をなす号けて泉川云ひ 霊玉を以て神体とする」とあり、祭神は霊玉を神格化した天速玉姫命。また、わが国最古の郷土誌『常陸国風土記』には「密筑の大井」として、人々の憩ひの場であったことが記されている。
「平成の名水百選」にも認定された泉は一年を通じて十三度前後。夏は冷たく、冬は温かい。
善知鳥神社(柿崎雅美宮司)は青森市発祥の地といはれており、周辺は、かつて安潟と呼ばれる周囲二十㌔を超える巨大な湖沼があった。この潟に入る舟はいかなる暴風雨でも安全で、漁師に慕はれてゐたといふ。川の流路変更により、現在は境内の善知鳥沼にその面影を残すのみとなってゐる。
沼唯一の水脈となっているのが「龍神之水」(写真右上)。古くより水や海に関係する仕事、また商売の人に信仰されてきた。この水を取り、撒いたり飲用したりする信仰は今に受け継がれている。
街中にある「日吉神社 穀水」の石碑。静岡県沼津市の日吉神社(池田行雄宮司)から二百㍍ほど南にある、整へられた水汲み場だ(写真右下)。碑文には、「遠い太古の昔、愛鷹山に降った雨水が地下水となって流れ、豊な湧水となり、日吉神社穀田を潤し、穀水としてご祭神大山昨神に奉上する米を作り、地域の人々にも分け与えていた」とあり、米作りに欠かせなかったことを窺わせる。さらに「大祭に捧げる穀は穀水でなければ上手に出ない」との言ひ伝へも。今も多くの住民に親しまれている。
別府弁天池(写真左上)は、山口県美祢市の厳島神社(田村繁晴宮司)の境内にあり、陽光がさすとエメラルドのやうな輝きをきらきらと放つ。
石灰岩が雨水に溶けてできたカルスト台地から湧き出る天然水で、いかなる旱魃時にも涸れたことがないといふ。これを水神の恩徳と感謝し、厳島神社は平安時代・大同年間(八〇六〜八一〇)に安芸国・嚴島神社の分霊を勧請して奉斎された。
弁天池の水を飲めば、長寿が保たれ財宝授かるとの言ひ伝えも。肌につければ潤い保湿される美肌の水としても重宝されてゐる。
島原半島の雲仙岳北部、長崎県雲仙市の岩戸神社(進藤翠宮司)。縄文人が住んでゐたとされる洞穴をご神体とする。本殿西の岩間から流れ落ちる清らかな水(写真左下)は、町を流れる西郷川の起点。天然水の湧水原として、農業・水耕・産業に種々の利益をもたらす。
また境内には、樹齢三百年を超えるともいはれる杉や檜の巨樹に囲まれる荘厳な社叢も。鬱蒼とした森と雲仙岳の恵みの水が織りなす神祕的な光景が人気を博してをり、氏子をはじめ観光の人がたくさん訪れている。

















