投稿日:2026年8月30日(日)
今年も七五三のお参りを予約される方が増えてきました。写真屋さんの予約に合わせて早めに予約される方も多いようですが、基本的に定員でお断りすることはありませんので直前の予約や当日の受付も可能です。御事情に合わせて良い形でお参りできるようご検討ください……権禰宜の牧野です。
さて、あまり知られてはいませんが全国の神職の中には教誨師として受刑者に寄り添い更生を助ける為に活動されている方が多くおられます。本日は神社界唯一の業界紙であります、『神社新報』令和8年8月24日号掲載の記事より県内で教誨師を務められている神職についての記事をご紹介致します。


【刑務所で大祓式など奉仕】
県内神職と祭典 神事の意義伝へ 県教誨師会
【神奈川】県教誨師会(豊浦崇男会長)は六月二十六日、横浜市港南区の横浜刑務所(佐藤勝所長)で「大祓式並びに施設収容者健康祈願祭」を執りおこなった。
祭典は、施設内に舗設した祭場で午前十時に始まり、県内の神社本庁教誨師五人と神職三人の計八人が奉仕した。大祓式では祭員一同で大祓詞を奏上したのち、中村紀美子教誨師が形代に自身の罪穢れを託して祓ひ清める神事の意義について説明。被収容者とともに形代神事を執りおこなった。
引き続き施設収容者健康祈願祭を斎行。斎主を務める平井義行教誨師が祝詞を奏上した。「朝日舞」奉奏ののちには、平井教誨師、矯正処遇部長に続いて被収容者代表が玉串を奉り拝礼し、参列者が列拝。更生を誓ふとともに心身の健康を祈念した。
祭典終了後には中村教誨師が講話を実施。大祓が穢れを祓ひ心を清める大切な神事であることを説き「お祓ひをうけたからといって、それだけでよいのではありません。清らかな心を保つためには、これからの日々の努力と心構へが大切です」と訴へかけた。
また「今日といふ一日、そして明日を迎えられることは決して当たり前ではない」ことを強調。「私の知人も前日までは元気でしたと翌朝には帰らぬ人となりました。また震災によって突然日常を失はれた方々も数多くをられます」と自身の体験なども交へながら、日々を生かされてゐることへの感謝の心を持つことの大切さを語りかけた。
終始真剣な表情で祭典に参列し、講話に聴き入つてゐた被収容者たち。終了後には教誨師・神職に対して深く一礼する姿が見られた。
横浜刑務所は六月二十六日現在、約八百六十人の収容者がをり、うち参列希望者は八十八人(当日一人欠席)。外国人や隣接する横浜拘置支所から女性の収容者の参列もあったといふ。
祭典終了後には、施設内の一室で矯正処遇部長・次席矯正処遇官を交へて拘禁刑の現状についてなど活撥に意見交換。有意義なひとときを過ごした。
祭典に携はった教誨師の一人は「神道の祭祀や講話を通じて、日本人の伝統文化と神道精神に親しむ機会を提供し、被収容者の心の安寧と更生の一助となるやう、今後も教誨活動の一層の充実に努めていきたい」と語つてゐる。 (米田郷海通信員)」
















