投稿日:2020年4月25日(土)
音楽は自分を元気づけ、落ち着かせてくれるもの…楽器の才能はからきしですが、歌うのは大好きで車での通勤中よく歌っています…権禰宜の佐藤です。
全国の神社で奉仕する神職の中には、様々な形で教化活動を行っている方々がいます。本日は、小野八幡神社(兵庫県神戸市鎮座)の権禰宜として奉仕にあわせ、歌手としても活躍している涼恵(すずえ)氏についてご紹介致します。
涼恵 (すずえ)氏プロフィール
ブラジル生まれの女性神職・唄い手・小野八幡神社(兵庫県神戸市鎮座)権禰宜。
幼い頃から神社で育った彼女は、自然の語らいに耳を澄まし、言霊を唄うと評され、作詞作曲を手掛けるオリジナル楽曲は洋楽器に琴、竜笛、神楽鈴を取り入れた独特の世界観を創造し、神職の唄い手として絶大な支持を受け、国内のみならず国外でも活動の幅を広げている。
平成18年の世界宗教平和会議(WRCP)の第八回世界大会では、小泉首相(当時)の前でオープニングソングを歌い拍手喝采を浴び、翌年の平成19年にはカーネギーホール(NYC)でリサイタルを行い、スタンディングオベーションを受け、その音楽性に国境がないことを証明した。
唱歌や童謡、手遊び歌をメインとした親子コンサートや母性に焦点をあてた独自の解釈で解説する「古事記」の講演会などその活動は多岐にわたる。
平成27年キングレコードより代表作「豊葦原の瑞穂の国」がオムニバスアルバム「よく知らずに聴いてた・歌ってた神社の歌」に選曲され全国発売される。
一作目のMV「さくら」はドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の監督・荻久保則男氏によるもので、平成26年に発表されたMV「Prayer of Flowers」では、ゲストに角松敏生氏を迎えた対談も収録されており、令和最初の年である昨年の令和元年11月、その角松氏プロデュースによる童謡を唄ったアルバム「心のふるさと」をリリース。
現在、神社新報にて「杜に想ふ」を連載中。武士道の著者であり、旧五千円札の新渡戸稲造は縁戚。
2020年4月29日にはニューアルバム『楽園』がリリースされます。当社の社頭にもチラシを置かせて頂いており、全国レコード店にて予約受付中です。興味のある方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。
~音と言葉が宙を舞う そこは言霊が幻想的に飛び交う楽園~
前作のオリジナルアルバム『みたまのふゆ~恩頼~』から3年振り、昨年発売されたカバーアルバム『御大典記念 童謡 唱歌 「心のふるさと」』を含め、通算5作目となる最新オリジナルアルバム。
新たに作曲と編曲、プロデュースに長岡成貢、スーパーバイザーに立川直樹を迎え、今までの涼恵ワールドの集大成アルバムが完成書き下ろしの新曲4曲に、サラブライトマンのカバーでも有名な『ストレンジャー・イン・パラダイス「ダッタン人の踊り」』を彼女なりの解釈でカバーをした『楽園』を含む5曲に、1stアルバム『うましあかび』から3rdアルバム『みたまのふゆ~恩頼~』までの中から、彼女の代表作4曲を含む全10曲を収録。
神職という特色を生かし、人の深層を描写する涼恵ワールドの新たなアプローチ。
前作『御大典記念 童謡 唱歌 「心のふるさと」』はプロデュースに角松敏生を迎え、教育の現場でも歌われる機会が少なくなってしまった懐かしい童謡
唱歌を『次代を担う子供達に届けたい』という想いから、次世代へ歌い継がれる作品をひとつの形に残そうと企画されたカバーアルバムで、神社界の多くの協力、協賛を得て完成。
全国の神社において、インナーのみで7000枚を超える販売を記録し、現在は本人の特設サイトにて絶賛販売中。