投稿日:2018年5月7日(月)
ゴールデンウィークも終わり、神社も静かな日常が戻ってきました。これから雨が続くようなので気温の変化に気をつけていきたいですね。出仕の佐藤です。
先日、相模中央支部の主催で行われました衣紋研修会を受講して参りました。
神奈川県神社庁祭式講師でいらっしゃる笠䅣稲荷神社宮司小野和伸先生にご教授頂き、基本作法の確認と祭典で着用する衣冠の着装作法について学びました。
神職が奉仕をする上で、お祭りの種類で着装する装束も大きく変わります。神社の一番大きなお祭り例祭などで着装する正装(衣冠)、1月1日の歳旦祭や紀元祭、天長祭など国家公共のお祭りなどで着装する礼装(斎服)、日常のご祈祷などで着装する常装(狩衣)の大きく三つに分かれています。今回の講習会では、正装である衣冠の着装作法(衣紋道といいます)を学びました。
お祭りを行っている最中に着崩れる事の無いように、正しい着装をすることが大切であり、このような講習会で自身の着付け方を再確認することが日常のお祭りに繋がっていきます。