投稿日:2024年6月4日(火)
【暦で見る九星の運勢シリーズ】一白水星:令和6年7月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…南西 陽の剛気盛んになり、カッカカッカしますが、出来る限り冷静に努めてください。短気を起こせば、損気を招くから十分気を付けて。勢いにまかせて猛進・突進するとつまづく」とのことです…権禰宜の遠藤です。
さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』令和6年5月27日号掲載の記事「聖上お田植ゑ」をご紹介致します。
【聖上お田植ゑ】
「天皇陛下には五月十四日、皇居内の生物学研究所脇にある水田でお田植ゑに臨まれ、粳米のニホンマサリと糯米のマンゲツモチの稲苗を、お手づから植ゑられた。午前十一時、水色の長袖開襟シャツに紺色のズポン姿で長靴をお履きになられた天皇陛下には、粳米と糯米それぞれ十株づつを植ゑられた。水田の作付面積は一百三十八平方メートルで、稲苗は天皇陛下が四月に播かれた種籾から育ったもの。
陛下には、昨年御親らお育てになられた稲穂から採取された種籾と「平成二十号」と名付けられた種籾をお手播きになられてゐる。
天皇陛下が御親ら稲作りをなさる例は、昭和二年に昭和天皇がお開きになられた。大御心を継がれた上皇陛下には御代替り後の平成二年に毎年お手づから播種される新例を開かれ、今上陛下にも引き継がせられてゐる。収穫された稲は例年、十月に伊勢の神宮で斎行される神嘗祭に根付きのまま奉られ、十一月の宮中神嘉殿での新嘗祭にも奉られる。」
日本の神話では、稲穂は皇祖天照大御神より賜り、これを用いて民を養うよう仰せられた神聖なものとされています。
天皇陛下御親ら稲の作付けをされることは、あまり一般に報道されることがありませんが、日本人にとって誠に重要な事と存じますので毎年ご紹介しております。