投稿日:2017年6月13日(火)
ようやく梅雨らしい天気になりました…権禰宜の遠藤です。
さて、本日6月13日は、義経公が腰越の浜にて首実検をされたと謂われる日にあたり、当社ではご祭神を偲び氏子区域の代表である総代にご参列をいただき【没後828年 鎮霊祭・ちんれいさい】を執り行ないました。
雨が心配されましたが、幸い祭典中は小雨止まりで、無事祭典をご奉仕することができました。828年前に思いを馳せながら、源義経公鎮霊碑を前にご奉仕させていただきました。
また、終了後には総代会の総会が行われ、来る7月15日から21日に掛けて斎行される『例祭・白旗まつり』を中心にご審議いただきました。
所謂『祭祀』は我々神職の仕事ですが、『お祭り』と云われるお神輿の渡御や露天の出店、野外映画をするかしないかなどは氏子の判断に任せられています。
氏子のための神社でありますので、氏子のためのお祭りが行われるのは当然ですが、当社の場合は、例年子供達の夏休みの初日(20日)が宵宮(前夜祭)に重なるため、市内全域の子供達のお祭りという側面も持ち合わせております。
地域の大人たちが、知恵や時間、またお金を出し合いながら神様や子供達に楽しんでもらおうとする姿勢は何百年も変わっていないのだろうなぁ、またこれからも変わらないのだろうなぁと思いつつ、残り1か月の準備を遺漏なく進めて行かなければと気を引き締めるところでございます。
総代を始め、ご参列下さいました方々、ありがとうございました。