ホーム » ブログ » 6月 鎮霊祭 » 源義経公没後830年鎮霊大祭 前編(腰越満福寺~白旗神社行脚・御霊土合祀並聖地巡礼帰着奉告祭斎行)
源義経公没後830年鎮霊大祭 前編(腰越満福寺~白旗神社行脚・御霊土合祀並聖地巡礼帰着奉告祭斎行)
投稿日:2019年6月15日(土)
聖地巡礼の旅のうち、柿生駅~腰越満福寺までのわずか30キロ程ですが同道出来得ました事は、何物にも替え難い経験であったと思っております…権禰宜の遠藤です。
さて、白旗神社では毎年6月13日に、御祭神源義経公が奥州平泉衣川の館で自害されたのちに、御首が腰越に運ばれ首実検が行われた日とされていることにちなみ、境内鎮霊碑前にて鎮霊祭を執り行っております。
本年は特に源義経公没後830年という事で、「鎮霊大祭」として多くの氏子崇敬者の方々のご参列のもと斎行されました。
またそれに先立ち、当ブログでもご紹介しております「源義経公没後830年記念事業 聖地巡礼の旅」の帰着の日として、鎌倉市腰越の満福寺より白旗神社までを歩き、到着後すぐに御霊土の合祀と帰着の奉告祭を執り行いました。
此度の鎮霊大祭が滞りなく斎行されました事、また聖地巡礼の旅が滞りなく帰着の日を迎えられました事は、直接事業に携わっていただいた方々のご尽力はもとより、氏子・崇敬者の皆様のお蔭と厚く御礼申し上げます。
今回はその様子を写真と共にご紹介していきたいと思います。(写真が多いので、前後編2回に分けてご紹介致します)
▽午後1時頃、鎌倉腰越の満福寺(腰越状で有名なお寺です)を出発。梅雨の晴れ間でしたが気温が上がり、真夏のような日差しの中を歩き始めました。
中央が「聖地巡礼者」小峯憲さん、そして最後の行脚を是非一緒にと6名の有志が集まってくださいました。右から江嶋さん、河合さん、加藤さん(氏子総代)、森さん(氏子総代)、勝島さん、渡邊さん(鳶頭)
▽かながわ信用金庫本町支店近くの首塚・首洗い井戸に到着。
何と、義経公の胴塚が祀られている宮城県栗原市から、20年前の没後810年の際に聖地巡礼をされた菅原次男さんがお越しくださいました。
聖地巡礼者二人のツーショット。
▽首塚・首洗い井戸にて宮司・責任役員・総代 他有志と合流して白旗神社までの道行きを歩きます。
まずは首塚にお参り。(午後4時ごろ)
▽宮司・小峯さんを先頭に、行列を組んで白旗神社まで
▽わずかな距離でしたが、無事ゴール。小峯さんにとっては、長い長い500キロに及ぶ旅路のゴールとなります。
▽そのまま鎮霊碑まで参進し、御霊土合祀・聖地巡礼帰着奉告祭を斎行します。(午後4時30分ごろ)写真は祝詞奏上。
▽御霊土合祀の儀。宮城県栗駒山に祀られている胴塚の土と義経公の御霊を奉斎する鎮霊碑の土を合わせ祀り、御神威が益々広く厚く輝き増す事を祈念します。
20年の時を経て、再び胴塚の土が鎮霊碑の土と合わせ祀られ、小峯さんの長い旅路も名実ともに終わりを告げました。
この後、午後5時より源義経公没後830年鎮霊大祭を執り行い、祭典後静の舞を奉奏致しました。その様子は次回のブログにて。