投稿日:2019年10月30日(水)
昨日の土砂降りの雨とは打って変わって秋晴れの朝、朝日に輝く義経公の銅像が輝かしく見えます…権禰宜の遠藤です。
去る10月28日(月)午後1時30分より、令和御大典・源義経公没後830年・鎮霊碑合祀20年記念事業の一つであります、源義経公武蔵坊弁慶公銅像建立が愈々竣功し、除幕式を執り行いましたので、その様子をご紹介いたします。
「義経公・弁慶公の御首は、文治5年(1189)6月13日に腰越の浜で首実検の後、金色の亀に乗り当地に辿り着いたと伝えられています。義経公の首塚は、現在の位置より北に40メートル、当社から南に150メートルの場所にあり、その御霊は当社に祀られました。
一方、弁慶公の弁慶塚は藤沢宿 常光寺内にあり、その御霊は常光寺内の八王子社に祀られていましたが、現在は塚のみを残しています。一般的に神社は南向きか東向きに建てられていますが、この八王子社に限っては、主君 義経公が祀られている白旗神社の方を向いていたため北向きに建てられていたと謂います。主従の永遠の平安を願うと共に、当地でも愛され続けている証を、銅像として永代に亘り遺したいと思います。」(『記念事業趣意書』より)
当日は、秋晴れのもと氏子崇敬者・奉賛者81名の方々にご参集いただき、新しい藤沢のシンボルの誕生に立ち会われました。
▽開式前の様子。通りすがりの方も何事が始まるのかと足を止めています。
▽後ろの紅白幕は髙岡・渡邊鳶頭と牛若会の河合さんが準備してくださいました。銅像にかかっている白い幕は銅像製作を請け負ってくださった竹中銅器さんにご準備いただきました。
▽定刻通り開会します。開会の辞は記念事業奉賛会会長・白旗神社氏子総代会会長 山口孝幸様
▽次に、宮司よりご挨拶申し上げました
▽次に事務局より、記念事業の進捗報告を行いました。
▽いよいよ除幕です。除幕には、藤沢市長 鈴木恒夫様・衆議院議員 星野つよし様・藤沢市観光協会専務理事 武田邦博様・寒川神社宮司 利根康教様・白旗神社責任役員 廣瀬政久様・白旗神社責任役員 大澤廣和様・白旗神社氏子総代会会長 山口孝幸様・栗原寺住職 髙橋俊英様・奥州くりはら義経会会長 菅原直之様(このお二方は、遥々宮城県栗原市よりご参集頂きました)・㈱ミルスペース 田中正明様・古美根菓子舗 小峯憲様・㈱湘南ライフプランニング 新谷庄司様・㈱竹中銅器様・宮司の14名にて行いました。
▽鋭い弁慶のなぎなたに幕が引っ掛かる一幕もありましたが、無事除幕され、義経公・弁慶公の御姿が披露されました。
▽源義経公・弁慶公の銅像の全容です!
▽御姿が見えたところで先ずはお清めのお祓いをします
▽次に、降神の儀(御霊入れ)
▽次に、銅像製作を請け負われた㈱竹中銅器様に、感謝状の贈呈です。
▽そのままご挨拶をいただきました。銅像作成の手順や苦労話などお話しいただきました。
▽次に、来賓の方々に祝辞を頂戴致しました。藤沢市長 鈴木恒夫様
▽藤沢市観光協会 専務理事 武田邦博様
▽閉会の辞 白旗神社責任役員 廣瀬政久様
▽最後は除幕を行った方々で記念撮影です。
記念撮影の後、そのまま秋祭が斎行されました。その様子は後日のブログでご紹介致します。
義経公・弁慶公主従の御霊の平安を祈るとともに、藤沢の地を時代を越えて見守っていただけるよう末永く大切にしていきたいと存じます。
此度の銅像建立に際しご尽力いただいた方々はもとより、ご参列いただきました皆様に心より感謝申し上げます。