投稿日:2022年6月28日(火)
貞応3(1224)年の今日6月28日、鎌倉殿の13人の主人公である北条義時が3代執権に就任しました。大河ドラマもちょうど折り返しで頼朝公が退場。これから本格的な北条氏の物語が始まります…権禰宜の遠藤です。
さて、ご近所にお住いの方は既に目にされているかもしれませんが、先週末6月25日(土)より境内に七夕飾りを始めました。
▽大きな吹き流しを鳥居に飾りつけました。飾りつけは茅の輪奉製に引き続いて渡邊宮頭・山口会長・小峯総代・牛若会の髙勢さんが行ってくださいました。暑い中・また強風の中ありがとうございました!
(写真は本日付け替え作業を行ったときのものです)
例年になく早い梅雨明けとなり、真夏の猛暑が早々とやってきましたが、この時季の年中行事と言えば「七夕」(たなばた)です。
七夕の織姫と牽牛の伝説は古代中華文明を起源として、奈良時代には日本に伝わっていたようです。
「たなばた」と言う語は棚機津姫命(たなはたつひめのみこと)という神名からもわかる通り、やはり布を織る生業を指しています。
万葉集にも「たなばたの 今夜あひなばつねのごと 明日をへだてて 年は長けむ」と詠まれており、その歴史の古さが窺えます。
現在の笹・竹に願いを書いた短冊を提げる風習は、江戸時代中期には既に広く行われていたようです。現在では全国各地で季節の行事として定着しています。
▽社務所前に短冊を設置しております。初穂料は思召しです。脇の賽銭箱にお納めください。
▽備え付けのペンでお願い事を書いたら、鳥居脇の竹に提げてください。
7月7日(木)七夕当日まで設置予定です。お詣りの際には是非どうぞ。
(短冊は水に濡れると切れて落ちてしまうので、夕刻回収して御神前にお供えしております)