投稿日:2020年9月18日(金)
暑さぶり返しです。9月中旬でも熱中症に注意が必要です。権禰宜の新久田です。
地域防災の中核的存在である消防団は、団員数が年々減少し、約200万人いた消防団員も今では約83万人となっており、このままでは、地域の防災体制に支障をもたらすことになると憂慮されています。社会経済の進展に伴い、産業構造や就業構造が大きく変化し、全消防団の約7割が被雇用者となっています。
藤沢地区でも入団希望者が少なく、白旗神社から私が微力ながら地域に貢献出来るように消防団に参加させて頂いております。
9月17日(昨日)は、大型化する台風や局地的な大雨に備えるため藤沢市より新しい救命ボートが配備されました。
所属している第九分団は、藤沢市消防局南消防署本町出張所が詰所となっています。倉庫からアルミの旧救命ボートを軽トラックに乗せました。6年ほど前の大雨の時に実際に使用され、救助が行われました。
新救命ボートです。素材は軽くて強度が高いFRP(繊維強化プラスチック)です。この船は73キロで、私より軽いです。2年くらい前の体重です。
非常にコンパクトで軽バンに収まります。
ボート組み立ての説明を受けました。順調にいくと10分かからずに組み立てられるようです。
また、9月6日(日)には、消防隊の方との合同の水難救助訓練が行われました。
災害が起こらずに救命ボートが使用されない事や消防団に出動の声がかからずに、安全で安心した日々を過ごせる事が一番ですが、近年の自然災害の多さを考えると常日頃、防災への意識を高めて災害に備える事をしなければいけないと改めて感じた日になりました。