投稿日:2019年6月4日(火)
【神道百言㉛】
『人は乃(すなは)ち天下(あめのした)の神物(みたまもの)なり 心(こころ)神を傷(いた)ましむるなかれ』~伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記~
(人間はそれぞれ祖神(おやがみ)から一つづつ魂(みたま)を頂き、この世に生を受けてゐる。
このことを考へ、これを認めるのは、自分の心の働きである。この神から頂いた心に傷をつけず、これを大切にすることが、神を仰ぐ道であるとする。
同書には、右につづいて「神は垂るるに祈禱を以て先となし、冥は加ふるに正直を以て本となす」の有名な言葉が附いてゐる。
これは、真剣な祈禱(全智全霊をあげての祈り)をすれば必ず、神は霊験を現はして下さる。毎日の心・身の持ち方としては、正直の二字を守り実行するものには、必ず神は御加護を垂れて下さるとの意が、前言につづいてゐるのである。)
シリーズ神道百言は、今回からテーマが『霊魂観』になりました。今までは『神道観』だったことに気付きました。宮司です。
さて去る5月30日 午前9時30分より藤沢市石川におきまして(仮称)五反田第2保育園新築工事地鎮祭の奉仕に伺いました。
保育園は県内に数多くありますが、同保育園は、とあるランキングによると上位にランクインされる優良保育園と伺っております。
施主様である理事長様は、兼務で宮司をしております石川佐波神社の責任役員をお務め下さっている方、施工は地元の建設会社様、テントなど斎場の設営は当社の祭事の際に大テントを張って下さる会社様で、お祭り中には園児が代わる代わる見学に訪れてくれ、終始和やかに奉仕させていただきました。
奉仕後、祭壇の前で記念撮影、雑談の後、帰社。
初穂料をいただき忘れておりましたが、理事長様が熊本県産の大きなスイカ2つと共にご持参下さり恐縮致しました。
敬神のお心と地域への奉仕の実践を自らお示し下さる理事長様を始め、ご関係皆様方の益々のご隆昌と工事の無事安全を祈念申し上げます。この度は誠におめでとうございました。