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石川 諏訪神社例祭

投稿日:2019年9月28日(土)


【神道百言48】(今回より人生観)

『日神恩親之意(ひのかみ むつまじき こころ)もて、慍(とが)めたまはず、恨みたまはず、皆平らかなる心を以て容(ゆる)し給(たま)う』~日本書紀

(天照大神は皇室の祖神(おやがみ)であらせられると共に、国民の総祖神でもあらせられる。この祖神の御心は常に平和を念願とされ、人々の咎(とが)、あやまちを大きな御心で許し、且つ包容して下された。この広大無辺、大慈大悲の御心を、私共は慕ひ、且つ仰ぎまつるのである。

ここにいふ「恩親」の二字を「睦まじき」と訓ませてゐるのは、恩(感謝の心)の心を持つことが、人々が睦まじくなる意を言ひ現はしたもので、ここから、天照大神の御心は①お互いに感謝の心を持つて、②お互いに睦まじくすること、③お互いに許し合へよと教へられたものとするのである。)

日本書紀は養老4年(720)に編纂された我が国最古の国史書です。来年は編纂1.300年に合わせてオリンピックが開催されるのです!?たまたまにしても凄い偶然ですね。宮司です。

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毎年9月の第3土曜日は、兼務で宮司を務めております藤沢市石川鎮座 諏訪神社の例祭が斎行され奉仕致しました。

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到着した時には、総代・世話人さんを中心に準備が進められておりました。

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定刻9時、皆さんの作業は一時中断となり、例祭を斎行致しました。「来年は椅子を準備するか!?」という声があり、皆さんを見ると4割ぐらいの方があぐらで座っておられました。「昭和は遠くなりにけり・・・」ですね。

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諏訪神社の隣には山王神社があり・・・

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意味不明のふくろう様と切株、中央に鎮座されるのは・・・

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男根様。なぜお祀りされているのかは不明とのこと・・・。

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残念なことに賽銭泥棒が居たようで、カギを壊された時の画像が貼られていました。以後はいたずらされていないようです。(秋葉原で7千円で購入されたとか。優れモノですね)

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同社は、私が宮司に就任した当時の役員さんが「総代・世話人の高齢化で、神社の御霊(みたま・神様)を返して神社を無しに出来ないか?」と驚きの相談を受けたことがありましたが、世代交代も上手く出来、多くの方々がお力添え下さっています。

【不易流行】【温故知新】

神社で会うから「社会」という言葉が生まれたと聞きます。神様を介して氏子の皆さんが手を取り合い、豊かな氏子区域となりますよう祈念申し上げます。おめでとうございました!

 

 

 


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。