投稿日:2021年2月5日(金)
【神道百言100】
『大神は哀れみ給ひ彼方より 御手を伸ばして迎へましけり』~貞明皇后御歌~
(~略~ この御歌は、皇室の祖先天照大御神の御恵を信じ、これに任せ切られてゐるご信仰を示されたものの一つである。
大神(天照大御神)は、私の拙い心を哀れみ給ひ、向ふから御手を伸ばして私を迎へて下さる。私はその御手にとられて、すべてを大御神に任せ申し上げたいとの、大御神を信じ切つたご心境が詠み上げられてゐる。信仰とはまさにかくあるべきもので、その尊い見本をこの御歌のうちに見出すことが出来る。)
神道百言シリーズも本日が最終の100となりました。投稿は極力権禰宜(ごんねぎ)に任せておりますが、意外と投稿しているものだなぁと思うのと、次のシリーズをどうしようかと・・・。
次回からは『続 神道百言 岡田米夫著』(昭和52年発行)に決めました(笑) どうぞ宜しくお願い致します。宮司です。
さて毎年曜日に関係なく、2月1日は午前9時より善行鎮座 善行神社の初午祭が行われ奉仕に伺いました。
善行神社は八坂神社と稲荷神社が合祀されていることから、それぞれの神社のお祭りも継続奉仕されております。
例年、初午祭終了後には総会が開催されており、決算・予算、行事予定が審議決定されます。
本年は緊急事態宣言中ということもあり出席者は例年の半分以下でしたが、様々な意見交換が行われました。
同社の例祭・神幸祭は、宮司を務める8つの神社の大トリとなる10月第一日曜日ですので、その頃には感染症も落ち着いて例年のようにお祭りが出来ることを願うばかりです。
いずれに致しましても、善行地区の平穏と氏子皆様のご健勝を祈念申し上げます。おめでとうございました。