投稿日:2021年12月24日(金)
昨日、湘南道路を通っていたら、3台の白バイが列をなして通行しており、どうやら箱根駅伝の予行演習のようでした。こうしたところにも年末の雰囲気を感じますね…権禰宜の遠藤です。
さて、此度本殿で長年使用していた案(あん=お供えや玉串などを置く台のこと)を新調致しました。
今回作成したのは祝詞座前で使用する立礼の二尺案と日供祭などの際の神饌案及び祓所案にて使用する座礼三尺案2台の計3台です。
作成をお願いしたのは、高知県にあります「森の道具屋」さんです。土佐檜の間伐材を活用して質の良い祭具を作ってくださいます。
▽祓所の座礼三尺案
▽神饌案の座礼三尺案・祝詞座の立礼二尺案。当社の幣殿は幅がせまいので、大前へ進む際に案が引っ掛かりがちです。一尺ほど案の幅を縮めたので、通りやすくなりました。
使い込まれた祭具も風格と味があって良いのですが、やはり木の香も芳しい新しい案は良いですね。生まれ変わった感じがします。
新年を前に新しい祭具で気分一新、ご奉仕に励みたいと存じます。
【年末詣のご案内】
現在は年初に神社やお寺にお詣りする「初詣」が一般的ですが、これは明治以降に広まった風習でかつては「一年の感謝の想いを伝える」「新年の無事と平安を祈願する」意味で年内にお詣りする「年末詣」(ねんまつもうで)「年内詣」が行われていました。
白旗神社では来年の神札・お守り・干支の縁起物なども年内から頒布しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から分散参拝が推奨されている昨今、年末に新年のお札・お守りを受けられては如何でしょうか。