投稿日：2018年12月15日（土）
神道百言⑫
【天地の中にみちたる草木まで神の姿と見つつ恐れよ】兼邦百首歌抄
（天も地も祖神が生み給うたものであるとする。また天地間の草も木も、祖神が生み給うたものとする。かかるが故に、天地だけでなく、地上に生育する草木にさへも、神の心を認めねばならぬ。草木が青々と元気よく生育する姿を見ては、人間もかくあれかしと感得する。草木が風雨に堪へる姿を見ては、人間も世の苦難に出合つても、辛抱が大切だと感得する。世の中は平穏無事ばかりでない。苦難に堪へなければならぬ時もある。また春には若葉に燃える時もあれば、秋には一葉も残さず落葉することもある。
人生も壮時があれば、老衰もあり、生まれるものは、必ず死歿する。いはゆる生者必滅の理が、天地、草木の生まれ、草木の色の衰へによつて教へられる。神の道理のきびしさを知らねばならぬ。兼邦百首歌抄は室町時代の吉田兼邦が百首の和歌を通して、神道の道型を語つたものである。）
八百万の神。神様は見ている！いつでも正直であろうと思う宮司です。
さて去る13日（木・大安）午前9時30分より、神社南側・白旗交差点近くに建設された新しいビルの3階におきまして、歯科医院の開院のお祓いに伺いました。
医院長先生とは奇跡的なご縁があり（私が通っている茅ヶ崎市内の歯医者さんの担当先生が今回独立される、先生の静岡の従兄弟が私の修行時代の後輩、先生の叔父さんが当社氏子で青年会議所の先輩）、通院している時から今回の独立のお話しをお伺いしておりました。
当面は医院長先生・歯科助手・受付の3名で開業されるとのことで、お祭りには歯科助手の方もご参列され、「私は家が本町で氏子なので、白旗さんにお参りしています。来年は厄年なのでお祓いを・・・」と、地元愛に満ちた歯医者さんになりそうで、大変嬉しく思いました。
「この辺りの歯医者さんでは当院だけだと思います」というような最新式の器具も設置されたとのことで、1月4日開院、11・12・13日の内覧会に向けて準備に邁進されておられました。
最近の病院全般は「予防」が大切。痛くなる前に、最新の歯医者さんに通われてはいかがでしょうか？
いずれに致しましても、歯科医院の事業が隆昌されますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。
