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第1回 神社結婚式振興会

投稿日:2018年6月3日(日)


五箇條の御誓文(5回目)明治元年(慶応4年)3月14日

一、(ひとつ)智識(ちしき)を世界に求め、大(おおい)に皇基(こうき)を振起(しんき)すべし。

(知識を世界に求めて代々の天皇が治めてこられた日本の礎を奮い立たせる。)

結婚式についても同じ事が言えると感じました宮司です。

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さて去る5月30日、東京都千代田区に鎮座されます東京大神宮におきまして『神社挙式振興会 第1回研修会・情報交換会』が開催され、参加させていただきました。

この会は、大宮八幡宮新潟縣護國神社報徳二宮神社の各宮司様が(公社)日本ブライダル文化振興協会(BIA)で理事をお務めされている折、「和婚ブーム」の昨今、商業的・ファッション的に扱われがちな神前結婚式を憂慮され、神社で行う結婚式の意義や意味を正しく伝えたいとのことから立ち上げられた会です。

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午後2時参集の後、まずは本殿におきまして正式参拝をさせていただき、その後、新潟縣護國神社 齋藤宮司による講演『神前結婚式の変遷とこれから』、休憩を挟んでリクルート ブライダル総研 鈴木所長による講演『ブライダル産業の現状。神前式の今。』、その後情報交換会の後、懇親会が行われました。

印象深かったのは、結婚式をするカップルが毎年1万組減っており(平成28年で62万組)、またその内55%しか披露宴を行わない現在、神社やブライダル業者は『何で結婚式をしようと思ったのですか?』という質問から2人の『結婚』について考えないと選ばれない時代であるとのご指摘です。

また、結婚情報誌ゼクシィのCM【結婚しなくても幸せになれるこの時代に 私はあなたと結婚したいのです。】に、大いに共感致しました。

 

当社の結婚式は、雨天に対応していないこと、控室が手狭なこと、を理由に積極的に行っておりませんが、多くの刺激と学びをいただいたことで少し真剣に考えてみようと思っ次第です。

いずれに致しましても、ご縁を下さいました報徳二宮神社 宮司様を始めご講義下さいました先生方、ご参加の皆様、ありがとうございました。

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*東京大神宮は『日本で最初に結婚式を行った神社』について(当日配布された資料より)

明治33年5月10日、当時皇太子であられた嘉仁(よしひと)親王殿下(後の大正天皇)と九条節子様(後の貞明(ていめい)皇后)御結婚の礼が宮中三殿の賢所(かしこどころ・けんしょ)で行わせられました。

この御結婚の礼は、皇室婚嫁令(後の皇室親族令)制定後最初のもので、その後の皇室の御婚儀の新例を開くことになりました。

さらに当時の結婚式のほとんどは家庭で行われていましたので、神前(しんぜん・神社)での御結婚の礼は人々に新鮮な感動を与えたようです。

この御慶事を記念して明治34年、東京の日比谷大神宮(現在の飯田橋・東京大神宮)は、一般の人々に向けた神前結婚式を行いました。これが世の注目を集め、現在広く行われている神前結婚式の始まりとなったのです。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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