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舞の講習会

投稿日:2022年6月5日(日)


境内の金糸梅が爽やかに咲いています。榊にも蕾がびっしりとついていて開花が楽しみです。

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さて先日、きたおか出仕と共に浦安の舞の講習会に参加してきました。

まさか自分が舞を舞う日がくるとは想像もしていなかった出仕の本山です。

浦安の舞 (楽譜) (多忠朝・謹作曲) / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」 / 日本の古本屋

浦安の舞とは(Wikipediaより)

1940年(昭和15年)11月10日に開かれる「皇紀二千六百年奉祝会」に合わせ、全国の神社で奉祝臨時祭を行うに当たり、祭典中に奉奏する神楽舞を新たに作ることが立案され、当時の宮内省楽部の楽長である多忠朝国風歌舞や全国神社に伝わる神楽舞を下地に作曲作舞した神楽舞である。

1933年(昭和8年)の昭和天皇御製

天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

が神楽の歌詞となっている。」

とあるとおり、全国の神社で女性によって舞われている神楽舞です。

まずはこの御歌を歌えるようになってからと予習を始めたのですが・・・。

ポップスにしか慣れ親しんでいないのでゆっくりしたテンポに馴染めず、覚えられなくて本当に困りました。

無理と思うこともありましたが、そのころウクライナへのロシアの侵攻が始まり、この平和を願う舞を学ぶことに深い意味があるように思えて気持ちを切り替えたらだんだんと覚えることはできました。

講習会が始まると舞の動き一つ一つにまあるく、平和な世への祈りが込められていること、ゆったりして簡単そうに見える動きが大変難しいものであることを思い知りました。

どうにか講習会を終えて、今後例祭や結婚式の際には舞を奉納することになっています。

まあるくまあるくと何度もおっしゃっていた先生の声を思い出してがんばります。

写真は浦安の舞に使われる檜扇と鉾先鈴

鉾先鈴は三種の神器を模しており、剣は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、鍔(つば)は八咫鏡(やたのかがみ)、鈴は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を表しています。

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