投稿日:2012年8月25日(土)
直会でいただいたお神酒でほろ酔いの宮司です。
さて本日、午前10時30分より、当社お隣で時宗総本山 遊行寺(じしゅうそうほんざん ゆぎょうじ)の守り神様 藤沢・諏訪神社において例祭が斎行されお手伝いに伺いました。また、当社からは廣瀬責任役員と山口総代会長がご案内いただき参列させていただきました。
10時20分からの祭典では、献幣使に藤沢・皇大神宮宮司様、随員に鵠沼伏見稲荷神社宮司様がご参向されました。私は大麻所役(おおぬさしょやく、大きな榊の枝にて参列者をお祓いする係)、典儀(てんぎ、司会進行係)を仰せつかりました。
終了後、宮司さんのご挨拶の中で、『当社はおよそ700年前、遊行寺第4代呑海(どんかい)上人が諏訪大社をお参りされた際、その強いご神意に感銘を受けられ遊行寺の守り神として勧請された。元々現在の社務所の位置に鎮座し遊行寺の方角を向いていたが、東海道(本殿正面を通る)を通る人が次々に落馬したため、少し高台である現在の位置で南向きに造り替えた。』とおっしゃっていました。我々は当然行いますが、皆さんも、神社の前を横切る際には軽く会釈をされた方が良いように感じました。
藤沢・諏訪神社さんでは、例祭斎行後すぐに遊行寺へ移動をし、宮司さんと参列者の方々は本堂において、お上人様(本日は次席の方だったそうです)以下大勢のお坊さんが行う仏事(お経を皆さんで奏上されていますが名称不明ですいません)に参列、禰宜さん以下我々お手伝いの神主は本堂前において神楽 『御幣招き』(ごへいまねき・神様を御幣と呼ばれる依り代にお招きする)を奉仕、神様の宿った御幣を禰宜さんから宮司さんへお渡しし、宮司さんからお坊さんの代表へ、お坊さん代表が、お上人様以下奉仕されているお坊さんの頭上にかざし神様のお力をお分けします。
その後、我々も本堂で行われている仏事に参加し、終了後お上人様自らの手から護符をいただき、例祭祭事が全て滞りなく斎行されました。
尚、明日は午後7時より『物故総代慰霊祭』が、また27日は午前9時より神幸祭が行われ全日お手伝いに伺います。
氏子の皆様には、誠におめでとうございました。
(昔、本殿から神輿を下ろす際に付いた階段最上段に残る紐の跡)
(本殿内にある神武天皇像。当社もお世話になっている榛葉竹圃先生の額)