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藤沢市氏子総代会評議員会

投稿日:2020年7月31日(金)


【神道百言73】

『神道は生きる事ばかりにて宜敷(よろしく)と奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)・・・何もかも、時々刻々に、物を生かし候所こそ、天照大神の御道と奉存候』~黒住宗忠書翰集376~

(神道は古事記・日本書紀にいふ産霊(むすび)の道であり、生成化育・修理固成の道だといへる。その骨髄をとつたのが、この黒住宗忠の言葉で、神道は生きることだけを考へる道であり、時々刻々に、すべての物と共に生き、すべてのものを生かすやうに努力すること、そこに天照大神の道のあることを知るべきであるとされた。)

過日、難病であるALS(筋委縮性側索硬化症)の患者さんの嘱託殺人容疑(安楽死)についての報道を見ました。生きる権利があれば死ぬ権利もあるのか?今回の神道百言を実践するのであれば、「生かすように努力する」ことが求められることになります。お亡くなりになった方も、一所懸命生きておられた時、生きたいと思われた時もあったことでしょう。尊い命(魂)を無駄にすることがないように、今後の発展的議論を願うばかりです。御霊安らかならんことを祈念申し上げます。宮司です。

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さて去る7月29日(水)午前11時より、藤沢商工会館ミナパークにおきまして、藤沢市氏子総代会 評議員会が開催され、当社責任役員で藤沢市氏子総代会会長をお務めいただいている廣瀬さんと共に出席致しました。

藤沢市氏子総代会は市内49神社で構成されており、各社代表1名と宮司が評議員となり議決機関として活動しております。

例年であれば事務局がある鵠沼伏見稲荷神社で正式参拝、参集所での会議でありますが、コロナウイルス感染症の影響を鑑み、より広い会場でとのことでミナパークをお借りしての会議となりました。

活動報告、決算・予算の承認が行われ、併せて『氏子総代会費』については例年の半額徴収、『総会』の中止(功労者表彰のみ伏見稲荷神社で行う)、『県総代会連合会』への負担金の減額(例年の3分の1)、研修旅行の実施(実施の可否は1月下旬に決定)などについて決定されました。

来年の研修旅行は本年実施できなかった伊勢神宮・熱田神宮・豊川稲荷への参拝旅行ですが、バスの定員が通常の半分(20名)しか乗車できないことや、旅館での宴会の中止、バス車内での飲食の禁止など多くの制約があり、実施をするとしても団体で旅行する意義を見出せるか?も議論に上がりましたが、現時点での判断は見送りとなりました。

総代は地域の重鎮の方々が就任されることが多く、必然的に高齢者の多い団体ですので、注意を払いながら慎重に取り進めて参りたいと思います。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。