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【神社新報記事】天皇陛下お田植ゑ

投稿日:2017年6月6日(火)


今日6月6日は「邦楽の日」。東京邦楽器商協会(現 東京邦楽器商工業協同組合)が1985年に制定しました。昔から、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから此の日にせいていされたそうです。たまには笛の稽古でもしようかと思います…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』6月5日号に天皇陛下と稲作に関連する記事が掲載されていましたので、ご紹介致します。

神社新報 天皇陛下お田植ゑ

【天皇陛下 お田植ゑ】

天皇陛下には五月二十二・二十四の両日、皇居内生物学研究所脇の水田で、稲の苗を御親らお田植ゑ遊ばされた。
水田の作付面積は、二百三十八平方メートル。陛下がお田植ゑされたのは、昨年収穫になられた種籾を栽培されたマンゲツモチ(糯米)とニホンマサリ(粳米)の苗で、平成一号から平成二十号までがある。
二十二日午後四時、灰色の長袖開襟シャツとズボンに黒色の長靴姿で水田に入られた陛下には、糯米と粳米合はせて八十株を十六カ所に丁寧にお手植ゑ遊ばされた。残りの百二十株についてh、二十四日午後にもお手植ゑ遊ばされたほか、第六十八回全国植樹祭御臨場と地方事情御視察に伴ふ富山県行幸啓からの御帰京後、お時間のある時にもおこなはせられる。

天皇陛下が御親ら稲作りをなさる例は昭和二年、昭和天皇がお開きになられたもの。今上陛下には先帝陛下の大御心をお継になり、御代替り後の平成二年からはお手づから種籾をお播きになる新例を開かれた。
なほ天皇陛下には、例年秋に御親らお稲刈りに臨ませられ、収穫された稲は十月十七日の神宮の神嘗祭に根付きのまま奉られるのをはじめ、十一月二十三日の宮中での新嘗祭に供へられる。


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