投稿日:2018年8月14日(火)
【冊子】天皇さまのお祭り⑨
天照大御神(あまてらすおおみかみ。伊勢の神宮の神様。太陽神)は、お孫さんの瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に日本を治めるように命令され、その際、稲穂をお渡しになり「米作りをして国を治めなさい」とおっしゃいました。天照大御神の子孫でいらっしゃる天皇さまが米作りを大切にされている所以です。
近年、炭水化物抜きダイエットなどが流行し、お米の消費量が減っているとのことで、意識的にお米を食べている宮司です。
さて去る8月9日、藤沢市鵠沼海岸に鎮座されます鵠沼伏見稲荷神社の例祭が斎行され、当社の廣瀬責任役員(藤沢市氏子総代会会長を兼務)と共に参列させていただきました。
御承知の通り、8月9日 午前11時02分に長崎に原子爆弾が投下されました。藤沢市では防災無線での呼び掛けにより、同時刻から1分間の黙とうが行われ、不幸にもお亡くなりになられた方々に想いを馳せ、哀悼の誠を捧げました。
その後、例祭祭典が斎行され、献幣使には江島神社宮司様が、随員には大鋸 諏訪神社禰宜様がご参向されました。
同社では市内で唯一、例祭で舞楽が奉納されており、本年は『納曽利』(なそり)が奉奏されました。
祭典終了後の直会では、同社を創建された伏見稲荷大社や乃木神社で宮司を務められた高山昇翁のお孫さんにあたられる乃木神社 高山名誉宮司様のご発声により乾杯、名誉宮司様のお誕生日をお祝いする直会にもなりました。
尚、本年は台風13号の接近により、前日の宵宮行事が中止になったとのことでしたが、ご関係の皆様は、例年同様に一献傾けられたとのことでした。
いずれに致しましても、御神意益々ご発揚されますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。