投稿日：2015年11月9日（月）
先日、こたつを出しました。もう冬が始まっていますね。権禰宜の平野です
さて、当社の「邦楽の夕べ」に例年ご出演いただいております尺八演奏家 善養寺惠介様より、演奏会のご案内をいただきましたのでご紹介致します。当日のお知らせとなりまして誠に申し訳ございません。
「私が幼少の頃より慣れ親しんできた虚無僧尺八とは、江戸時代、尺八を吹くことを唯一の修行法とする普化宗（禅宗の一派）の中で形成されてきた宗教音楽でした。故に虚無僧尺八は、日本の一般的な伝統芸能とは交わることの無い、隔絶された領域の音楽であるという認識が、今も尚強く残っていると思われます。
しかし虚無僧尺八の世界観やその表現法を、現代の音楽的な視点から改めて分析すると、他の伝統芸能との親和性を見出すことが出来ると私は考えます。近世から現代に至る日本音楽の中に、虚無僧尺八の中で磨かれてきた音楽的感性をどのように生かすことができるか、それが今回のテーマです。
善養寺惠介」
日時：2015年11月9日（月） 午後7時開演（午後6時30分開場）
場所：トッパンホール（文京区水道1-3-3）
入場料：当日券4,500円
演目：
彷徨（善養寺惠介）
青柳（石川勾当）
鈴虫（宮城道雄）
鈴慕（布袋軒）
賛助出演：
芦垣美穂
亀山香能
池上眞吾
チケット取扱い：
トッパンホールチケットセンター（03-5840-2222）
善養寺（04-2924-0636）
主催・お問合せ
善養寺（04-2924-0636）/e-mail：zenji@pop02.odn.ne.jp
「善養寺惠介プロフィール
東京藝術大学邦楽科卒業、同大学院修士課程修了。6歳より、虚無僧尺八の手ほどきをうける。同大学在学中は山口五郎師（人間国宝）に師事。１９９９年、第1回リサイタルを開催以来、現在に至るまで11回を重ね、2008年のリサイタルでは文化庁芸術祭新人賞、2009年では優秀賞を受賞。2000年、尺八教則本「はじめての尺八」（音楽之友社刊）を執筆。2002年、日本伝統文化振興財団賞受賞。東京藝術大学および有明教育芸術短期大学非常勤講師を経て、虚無僧尺八を中心とした演奏活動のほか、関東各地にて尺八普及のための尺八教授活動を行っている。
公式web site…http://zenyoji.jp/」
神社からは私と髙岡の頭で伺います。
