投稿日:2018年9月30日(日)
台風24号の接近により、本日予定されていた藤沢市民まつりは中止。様々なところに影響が出ているようですが、早い段階で決断されたため、対応がとれた事案も多かったようです…権禰宜の遠藤です。
さて、去る9月24日(月)午後4時より、第11回 白旗神社邦楽の夕べを執り行いました。足をお運びいただいた150名以上の方々は、月明りのもと境内に響き渡る幽玄な旋律に聴き入っておられました。
▽当日午後4時から、2度目の御奉仕となります和楽会「昇」の皆さんによる和太鼓の奉納演奏が行われました。腹の底に響くような勇壮な和太鼓の演奏は正に邪気を祓う太鼓の音色でした。
▽毎年恒例、氏子総代・協力者によるろうそく文字。今年は天災が多い年であること、来年は御代替りがあるという二つの意味で「天」を選びました。
▽参道がろうそくとかがり火で慎み深くライティングされ、邦楽の調べとともに境内の雰囲気をつくりあげます。
▽午後5時から、奉納演奏会奉告祭が執り行われました。祭場には古美根菓子舗様よりご奉納いただいた月見団子と、氏子総代の宮澤様ご提供のススキもお供えされ、お月見の雰囲気も十分です。
▽奉告祭後、本年よりご奉奏いただきました、能楽師 小檜山浩二様。御祭神の源義経公に因んで、能の演目『屋島』の一節をご奉唱いただきました。普段はとても静かにお話しされる方なのですが、いざ謡曲となるとマイクなしでも十分に境内に響き渡りました。
▽左から尺八奏者の善養寺惠介様、琴演奏家のNobuko.様、パーカッショニストのよしうらけんじ様。
▽辺りが暗くなるとともに、東の空にきれいな月も見えました。
▽相模雅楽会様。総勢18名のオーケストラです。
▽神楽 豊栄舞(とよさかのまい)。今回も会員の女の子が舞ってくれました。初々しくもきれいな舞でした。
こうして毎年白旗大明神に音曲を奉納し、氏子崇敬者の方々にご鑑賞いただけるのも、ひとえに例年素晴らしい演奏をご奉納いただいておりますNobuko.様、善養寺惠介様、よしうらけんじ様、相模雅楽会様の皆様、和楽会「昇」様、そして今年初めてご縁をいただきました小檜山浩二様、また準備・片付にご協力いただいております氏子総代・牛若会の皆様のお力添えの賜物と感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
来年以降も変わらぬ開催を目指して、準備を進めて参ります。
「江の島・藤沢ポータルサイト えのぽ」さんにとりあげて頂きました。
https://www.enopo.jp/2017-08-26-14-18-45/mobile-event/24136-11.html