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英霊の言乃葉

投稿日:2012年8月14日(火)


雨が降って涼しくなっても汗が止まらない、権禰宜の平野です。

さて、お盆の季節となりましたが、皆様はお墓参りには行かれましたでしょうか?私は昨日お休みを頂き、家族で行って参りました。まだ行かれてない方でお時間がある方は是非お墓参りへ行かれてはいかがでしょうか?ご先祖様もお喜びになられると思います。

英霊の言乃葉

靖国神社さんより「英霊の言乃葉」という本を寄贈して頂きました。この本は参拝される方々に家族や同胞への思い切なる中にもこよなく祖国を愛しつつ、戦場にて戦死された英霊の至情と対峙して頂きたいと、昭和35年8月から社頭に掲げられてきた英霊の遺書や遺詠、ご家族の書簡等を編集したものだそうです。この本の中で心を引いた文章がありましたのでご紹介を。
         「お母様の膝下に帰ってゆきます」
                  陸軍中尉  藤井 冨一 命
                  昭和二十年八月六日
                  沖縄方面にて戦死
                  奈良県生駒郡安堵村出身 二十五歳
  永い永い二十五年間心配ばかりをおかけして、
一時として安心させる様なことの出来なかったことが何よりも心残りであります。
せめて一時でも安心させたかった。しかし、冨一も一人前の男になりました。
今こそ最後の御安心をさせる秋が寸前に迫り、喜び勇み居ります。
  今更、何も思ひ残す事はありません。
ただ感謝、喜び勇んで敵撃滅の決戦の空に、真一文字に征きます。
お母さん、祝って下さい。 お母さん、たとへ私の身体が帰って来なくても、
心は必ずお母様の膝下に帰ってゆきます。
あのうるはしい山に包まれた故郷の空へ帰ってゆきます。そして、皆様と一緒に日本を守りませう。
                    冨 一
                   お 母 様
                            (原文のまま)
(以上 英霊の言乃葉より転載)

この本を読んで改めて、日本を守って下さった英霊には感謝の気持ちが湧きました。今こうして平和に生活が出来ているのもご先祖様のおかげです。明日、8月15日は終戦の日です。皆様も黙祷を捧げ、ご先祖様に感謝をしましょう。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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