投稿日:2019年10月22日(火)
本日午後1時より宮中において「即位礼正殿の儀」が執り行われます。日本国民として奉祝の意を表しましょう。国の隆昌と御代の弥栄をお祈り申し上げます。権禰宜の佐藤です。
さて去る10月6日(日)に当社の兼務社であります善行神社の例祭・神幸祭を、宮司と共に奉仕して参りました。
10月5日(土)の例祭前夜に行われました宵宮祭では、明日行われる例祭・神幸祭が滞りなく齋行されることを祈願し、遷霊祭にて御神霊を御神輿にお遷し申し上げ、翌日の神幸祭に備えます。
翌、日曜日は8時30分より例祭が齋行され、総代・世話人・神輿睦会や囃子保存会の代表者など10名余が参列されました。
▽坂の町 善行とも云われるように、行程には急な上り坂下り坂が多く、一緒について廻る大きなお囃子の俥は人力で動かしており、善行の人達の力強さを感じました。
▽午後には、善行駅前での担ぎが始まり、駅の利用者も一緒に盛り上がりを見せました。
▽最後の神酒所では、立石神社の氏子の方々による獅子舞奉納があり、舞奉仕者からパンが配られるなど賑やかな休憩でした。
▽神社にお神輿が戻るころには、雲の切れ間から青空が覗き、最後の渡御に向けて英気を十分に養い、神酒所を発輿、善行神社の坂の下をゆっくりと渡御し15時宮入りとなりました。その後、還御祭を執り行い御霊を神社の御社殿にお遷し、例祭に関わる神事が滞りなく納められ直会が始まりました。
▽神幸祭が無事終了したことを祝い、世話人会、神輿保存会、お囃子会の代表が樽酒を開け、「させ!させ!」の掛け声とともに参加者に振舞われました。
いずれに致しましても、善行神社の氏子地域の皆様が大神様の御加護を頂かれまして、ご健勝・ご隆昌でありますこと、心より祈念申し上げます。誠におめでとうございました!