投稿日:2023年5月20日(土)
ご祈祷を多く行っていると、中にはとても珍しい苗字の方に巡り合う事があります。先日見かけた苗字は、なんと全国に10人しかいないそうです!調べてみるとおもしろいですね…出仕の本山です。
先日遠藤権禰宜が衣更えを紹介していましたが、女性神職の装束も同時に衣更えをしております。
上に冬装束 下に夏装束を並べて撮ってみました。
このピンク色基調の方は主にきたおか出仕が着装しています。
私、本山はこちら、緑色基調のものを着装していることが多いです。
この装束は「表着」(うわぎ)といいます。(「う」にアクセントがくるようです。)
女性神職装束は宮中の下級女官の衣装である采女装束と袿袴を折衷にして動きやすいものにしてあります。
冬用の装束は対い蝶(むかいちょう)の紋が素敵です。厚みもありしっかりしています。
夏装束は薄くて透ける生地でできています。こちらにも透かし紋が入っていますね。夏装束は特に男性神職の藤色や水色と並んだ時にカラフルで華やか!!!
また大祓の時は真白の表着を着装いたします。
見かけたときには季節感を感じて下さいね。