投稿日:2023年6月23日(金)
6月は旧名を「水無月(みなづき)」と言いますが、「風待月(かぜまちづき)」とも言うそうです。蒸し暑い今の時季をよく表している名称だと思います…出仕の宇多です。
現在、御祓川では蛭田造園㈱様にご協力いただき、苔の生育を試しています。
御祓川では井戸の水を流し、より自然に近い環境を作っています。
今回は敷石に付着した茶色い藻の除去作業の様子を紹介いたします。
▽苔を育てるためには、常に湿気と空気に触れさせることが条件です。
写真のように、網を使って位置を固定し、定着・増殖を待っています。
▽設置から2週間が経過しました。
水温が上がり、敷石に茶色と緑色の藻が付いてしまいました。今回はこれらを洗います。
▽一部の石を拾い、空間を作る
→その空間を利用して、残りの石を大きく前後に動かし、汚れやゴミを浮上させる
→浮かんだゴミはネットで回収し、栓を外して水を抜く
→再び水を満たす
この一連の作業を、上流から下流まで区画ごとに分けて行いました。
▽これから苔はどのように育つのでしょうか、楽しみです。