投稿日:2015年4月21日(火)
南太平洋の島々には、一度は訪れてみたいです。権禰宜の遠藤です。
神社界唯一の業界紙『神社新報』に、天皇皇后両陛下パラオ共和国行幸啓についての記事が掲載されましたので、ご紹介致します。
【天皇・皇后両陛下パラオへ ~戦後七十年にあたり戦歿者を慰霊~】
「天皇・皇后両陛下には、戦後七十年にあたり戦争で亡くなられた人々を慰霊され、平和を御祈念されるため、四月八・九の両日、パラオ共和国に行幸啓遊ばされた。九日には大東亜戦争の激戦地・ペリリュー島を訪れられ、「西太平洋戦没者の碑」に御供花。同日、御帰朝遊ばされた。」(記事前文)
両陛下は、八日午前の出発に先立っての御出発行事に臨御され、大東亜戦争当時パラオ共和国ペリリュー島などで日米に多くの戦死者があったことなどに触れられ、「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」とのお言葉を述べられました。(下画像に全文)
八日は、到着直後より歓迎式典やトミー・レメンゲサウ大統領夫妻をはじめ地元民らの奉迎、日本のODAによって建設された国際サンゴ礁センターをご訪問、ミクロネシア三国の大統領夫妻と御懇談、夜には歓迎レセプションと晩餐会に臨御遊ばされました。
翌九日には、大東亜戦争に於ける激戦地であったペリリュー島をご訪問になり、同島の最南端にある「西太平洋戦没者の碑」に日本からお持ちになられた白菊の花束をお供え・御拝礼されました。また、遺族や元日本兵の方々にお声を掛けられ、米国陸軍の慰霊碑では御供花・黙祷されました。
その後、レメンゲサウ大統領夫妻に御挨拶され、還幸啓遊ばされました。
(詳細は上画像記事参照)