投稿日:2020年8月29日(土)
【神道百言77】
『ものごとにおごる心を祓ひみば いづれの神か障りあるべき』~卜部兼邦・百首歌抄~
(”祓い”とは、まづ人が”俺が、俺が”といふ「我」を祓ひ去ることにつきる。世にもろもろの祟り・障りがあるとすれば、それは自分の不遜・傲慢さが廻り廻つて自分に還り来つたものに外ならない。だからあらゆる事柄に対して、傲慢・不遜の心を以て、相対することをやめ、清浄・正直な心を以て、相対処し得るならば、いかなる神にしても、私共に障害を与へる神があるであろうか。障害のない人生を獲得する唯一の道は、自分の傲慢・不遜の心を取り去り、謙虚な心、我を無にした心を持つ以外にない。)
改めて三省堂の辞書を開き「我」(われ)を調べると「わたし」、「我」(が)を見ると「他から明確に区分された自分自身」・「自分自身を主張する意識」とありました。自分の中の我が何か。改めて見つめ直す機会になりました。宮司です。
さて去る24日、神社鳶頭をお務めいただいております㈱勝栄土建様により、御祓川(みそぎ川)前に真砂土(まさど)を施工していただきました。
この工事は、当初記念事業の計画の中にはありませんでしたが、御祓川の景観に合わせるべく施工いただくことに致しました。
下地を入れて転圧していただいてから、
真砂土を入れ、
水を撒いて固めるというものです。
土というよりはコンクリートに近いもののようで、大変綺麗な仕上がりになりました。
尚、車の通行などはしない方が良いようで、今後作業などの際には注意が必要となりそうです。
㈱勝栄土建様、ありがとうございました。