投稿日:2020年9月24日(木)
神道百言83】
『何事も神にまかする我が身ぞと 思ふこころの罪咎(とが)もなし』~高田未白・中臣祓清明抄~
~略~ その祖神の御心は、「この漂へる国を修理固成(つくりかためな)せよ」に始まる。総てのものに対し、”俺が俺が”といふ「我」を捨て、それらの恩に感謝し、すべてに融け合つて生き、すべてを許し合ふ(互に入れ合ひ、助け合ふ)生活に生きることが、正しい祖神の心であると知るならば、さうした御心になり切るとき、自分の心は神の心と同じで、そこには人の世でいふ罪咎はないと同然だといふのである。”一切を神の心にまかせる”信仰に安心立命が生まれることを教へた信仰歌の一つである。)
神道は惟神(かんながら)の道であるとも謂われます。自身、これを体得するのはいつになるか・・・まだまだ神道を究められない宮司です。
さて、御祓川(みそぎがわ)新設工事の際、「ちょっとした休憩できる場所が欲しい・・・」という私の独り言(確信犯か?)に端を発した東屋(あずまや)建設。神社鳶頭をお務め下さっている㈱勝栄土建の渡邊社長様よりご奉納頂けることになり、4連休内の21・22日、自身のお休みを利用して新設工事をして下さいました。
当日は白旗神社牛若会会員で勝栄土建の河合様、同じく会員で一星エクステリアの江嶋様がお手伝いに来て下さいました。
東屋は「本格的なものではなく、あくまでも仮設で構わない」という私からの提案で、柱部分は単管パイプです。
材料は、昨年の白旗まつりの際に本六町内会館で使用したものをお使い下さいました。
初日の作業はここで終了となりました。
2日目。よしずは、以前(有)すずらん商事様よりご奉納いただいたものを使わせていただきました。
台風12号が翌々日に上陸するかもしれないということで、遅くまで作業をして下さいました。
ほぼ完成です。あとは、パイプをそのままにするか、色を塗るか思案です。(筋交いは台風対策で、普段は取り外します)
「あくまでも仮設で・・・」ということで始まりましたが、職人魂に火が付き本格的な東屋になりました。
屋根の長さが前後で違うのがお洒落だと思います。
簡易的な休憩所ですが、お参りの方々に有意義にお使い頂けましたら幸いに存じます。
作業下さいました渡邊様、河合様、江嶋様、ありがとうございました!
また22日には、本殿へ向かう階段下に土留め石の設置を、神輿保存会会長で(有)すずらん商事の島津様にお願いし作業いただきました。
これは、色々な作業で余った石を処分するよりは有効利用できないかと思案し、土留めとして使うことにしたものです。
石を置くべく土を掘ります。
昭和御大典の際に藤澤米穀肥料商組合から奉納された石碑です。昭和3年 藤沢駅前 林石材本店様の作製です。
この石碑は若干手前に移動いただきました。
ユニックを使い石を据えます。(ユニックが見えないので中途半端な写真ですいません)
土を戻して完成です。
(有)すずらん商事様、ありがとうございました!