投稿日:2023年2月7日(火)
本日、2月7日は北方領土の日です。
【続 神道百言44】
『日本国中の人は皆、昔の神の御子孫なれば、神をあがめ、うやまひ貴むべし』~伊勢貞丈家訓~
(神社人は皆な「敬神崇祖」といふことを知ってゐる。この家訓はそれをいったものである。
子供たちに神社の境内を荒らすなと、口ではいふが仲々わかってもらへない。子供たちに神社は「昔の自分たちの祖先をお祭りしてゐる所です。大切にし、きれいにしませう」と教へるのもその一つである。
それがわかって初めて、神を敬ひ、貴ぶことができる。「祖先の神さまは、子孫の私たちに生きていく方法を教へてくれたお方です」といふ所から、ゆっくり懇々と祖先の教へを説くことも必要である。
祖神を天照大御神とすれば、私心(俺がといふ自分勝手な心)を持ってはならぬ。恩親(感謝の心、ありがたいといふ心)を持つべきである。お互に不完全なもの同志なのだから、「お互に許し合へ」といふ心を持つべきである(日本書紀神代巻)といふ教へにもふれて下さい。)
「不完全なもの同志」?「不完全な者同士」?誤植なのか奥が深いのか迷います。宮司です。
さて2月4日(土)白旗横町町内会に鎮座する福寿稲荷神社の初午祭に伺いました。
『初午の日はお祭りが重なって大変だろうから・・・』とお気遣い下さり、初午前日の奉仕となりました。
尚、単に『横町』と呼ぶときは森脇町・諏訪町・白旗横町の3町内会を合わせており、山車囃子保存会は『横町山車囃子保存会』となっております。
その昔、当社周辺は白旗川の増水により度々浸水被害があり、会館の場所は上流から流されてきたものが溜まってしまう場所であったため住む人がおらず町内会館が建ったと聞き及びます。更に、お稲荷さんが浸水しては困るということで2階に鎮座されています。
お祭りには町内会長・総代を始め4名の方が参列下さいました。(尚、写真は森総代が撮影下さいました)
祭典終了後、会館で乾杯。皆さんとの雑談の中で、このままでは町内会の維持継続が難しいこと、災害時でも町内会に入っていない人に対応しないといけないことなどのお話を伺い考えさせられました。
いずれに致しましても、皆さんが平穏にお過ごしになります事、また諸々の問題が解決することを祈念申し上げます。
(声がガラガラで失礼致しました・・・)