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白旗神社社報【ささりんどう第14号】より
投稿日:2009年8月10日(月)
氏子崇敬者バスの旅 【靖國神社正式参拝と鉄道博物館見学】 湘南通り2丁目 氏子総代 堀田俊廣(本町歯科クリニック)
10月2日、前日まで台風の影響で天候が心配されましたが、当日は爽やかな快晴に恵まれ70名が揃って集合。出発前、神輿殿前で安全祈願のご祈祷を受けて、靖國神社に向けて7時30分に出発。
2台のバスに分乗し、車内でガイドさんの案内を聞きながら定刻の9時30分に靖國神社に到着。
先ず、御社殿をバックにして1班と2班に分かれて参拝の記念撮影。終わって、参集殿の控室に通され、小方宮司さんの御配慮により山口建史権宮司さんと総務部長の小方孝次禰宜さん(小方宮司の叔父)よりご挨拶と説明を戴く。
首相や閣僚が歩いた所と同じ廊下を渡り拝殿で清めのお祓いを受け更に黒光りする廊下を奥に進み御本殿で厳かに正式参拝。御本殿には246万余柱の御霊が祀られているという事を聞いた時、ふと頭に浮かんだ事は、丁度2年程前に訪れた特攻隊の町、鹿児島の知覧特攻平和会館の資料で知った、若い将兵が父母に遺書を残し、片道燃料で敵艦に身を投じた特攻隊員全員の御霊が靖國神社に祀られていることを改めて思い出し、しみじみと胸が痛む想いにかられました。
境内にある遊就館で壁一面に貼られた戦没者の遺影を見。更に『ゼロ戦』や人間魚雷の『回天』を見た時戦争は2度と有ってはならぬという思いを強くして靖國神社を後にしました。
少々空腹を感じる頃合いに、目白の椿山荘に到着。案内され食事会場へ、先ず小方宮司よりご挨拶があり、次に元藤沢市教育長の松井芳子さんの音頭で乾杯が行われ、楽しみの食事となりました。
窓越しの日本庭園は素敵の一言。南北朝時代から『つばきの山』と呼ばれ、安藤広重が名所江戸百景の一つとして描いた景勝の地。明治11年山縣有朋が私財を投じてこの地を入手し、約2万坪の豊かな地を巧みに生かし今日の名庭園に造り上げ、庭園の奥にある三重の塔は貴重な文化財として保存されている。
食事の後は最後の目的地、大宮の鉄道博物館へ。鉄道が果たして来た歴史を学び、新たな進歩と発展を目指す鉄道の展示。
自らが参加できるコーナーや広い面積に重要文化財の皇室車両や北海道で活躍した蒸気機関車の弁慶号など貴重な車両が展示され、2階にはメーンアトラクションの新幹線やJRの列車等のミニュチアが所狭しと走る『鉄道ジオラマ』が有り、スタッフによるナレーション付で一日数回実演が行われている。又、山手線やSL機関車等のシュミレーション運転が体験できるコーナーも有り。まさに、次世代に伝え残す体験型の鉄道博物館となっている。
孫でも連れて行ったら、どなたにとっても楽しい想い出が出来るのではないかと思います。
数々の思いを胸に帰路につき、夕刻全員無事に白旗神社に到着。白旗神社にとって初めての氏子によるバス旅行であり、心配でしたが予想以上の参加者があり非常に楽しい雰囲気で有意義なバスの旅となりました。次回も是非良い企画で行って欲しいという要望を沢山の方からいただいています。
靖國神社 ⇒⇒⇒ http://www.yasukuni.or.jp/
椿山荘 ⇒⇒⇒ http://www.chinzanso.com/
鉄道博物館 ⇒⇒⇒ http://www.railway-museum.jp/