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祭式と衣紋研修会に行ってきました

投稿日:2024年5月31日(金)


今朝は筋肉痛がつらいです。加齢とともに筋肉痛が翌日ではなく2日後に遅れてくるなんて言う人もいますが、

なんとか翌日に筋肉痛になり、まだまだ若いじゃん!とわが身の加齢は認めない私です(笑)出仕のきたおかまおです。

筋肉痛の理由は、5月26日(木)神奈川県神社庁で行われた「祭式並び衣紋研修会」に参加してきたからです。

神職の研修会で筋肉痛になるなんて、いったい何をやってるんだ?と思いますよね

祭式研修というのは普段、私達が行う奉仕の所作の全てを基本から学び治す研修です。奉仕の動作として

立った形で所作を行う場合と座った形で所作を行うスタイルと2種類あります。起立の奉仕を立礼(りゅうれい)

座った奉仕を座礼(ざれい)といいます。この座礼の形をしっかり見直すと筋肉痛になるのです!

正座をして足の指を立てた状態で膝を床に這わせて何メートルも前後に進みます。低い姿勢を保ち神様に失礼にならないよう厳かに奉仕を行う為です。

この動作を特に力を入れて研修に臨んだので、筋肉痛になってしまったのです 神職はときに体育会系だなと思います。

この祭式研修の他に衣冠と正服の着付けの研修を行いました。これは大祭の際に着用する神職の最高位の装束のことです。

正装、礼装、常装と区分され、お祭りの大きさによって神職の衣装が変わります。また男子と女子にそれぞれ衣装の名前も違います。正装(男 衣冠 女 正服)礼装(男 斎服 女 斎服)常装(男 狩衣・浄衣 女 常服・浄衣) という名称がついています。

衣冠と正服はほとんどのお宮で年に数回くらいしか着用しないのと、1人では着るのは難しいので、着付けもしっかりと学びます。

小野先生

笠䅣(かさのぎ)稲荷神社の宮司で神社庁の祭式講師の小野和伸先生からしっかりご教示いただき、なんとか女子の正服の着方や着せ方はできるようになりましたが、男子の衣冠はすごく難しいです。練習を重ねていきたいです。

正装まお

正服姿の私です。素敵ですよねぇ

神奈川県内の神職と会える良い機会でもあり、今後も開催される講習会もとても楽しみです。

女子3人

小野先生2


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