投稿日:2020年7月11日(土)
七月の異称シリーズ「愛逢月」(めであいづき)。ご想像がつく方もいらっしゃるでしょうが、牽牛 (けんぎゅう) と織女 (しょくじょ) が互いに愛して逢うという七夕伝説にちなんだ月の呼称です…権禰宜の遠藤です。
さて、6月30日(火)に執り行われた夏越大祓式並茅の輪神事より鳥居下に設置され、ご参拝の皆様にお潜り頂きました茅の輪もその役目を終えて、解体・収納されることになりました。
当初の予定では水曜日には撤去する予定でおりましたが、雨模様の日々が続き行えずにおりました。
▽解体前の茅の輪の様子。茅の輪の茅(かや)も竹の葉もすっかり色が抜けてしまっています。
昨日も時折雨が降っていたのでまだ全体的に湿っています。
▽竹や注連縄などのパーツを外していきます。
▽場所をバックヤードに移して、解体作業を行います。輪を外して枠を分解します。湿り気で木が太っていて少し手こずりました。
▽元通りの参道
茅の輪や枠はまだ少し湿っているので屋根の下の風通しの良いところで暫く乾燥させてから収納します。
次回使用するとき迄大切に保管しておきます。
▽当社では茅の輪にちなんだ「茅の輪守(ちのわまもり)」をお頒ちしております(初穂料1,000円)。こちらは通年で扱っておりますので、ご参拝の折には是非ご覧ください。