投稿日:2025年2月10日(月)
エアコンの室外機の音が大きくなってきているような気がしています。エアコンが頑張りすぎています。そろそろ寒波から脱出してほしいですねえ。出仕の本山です。
さて、本日は有限会社 神明工務店さまの広報紙『神明瓦版』(336号 2025年2月号)の紹介です。神明工務店さまには昨年令和6年、社務所前にとってもステキな庇を作って下さいました。今回は同紙新コーナー「ぶらっと訪問」の第一号として白旗神社を取り上げて下さいました。工務店ならではの視点から、当社について紹介しております。
ブログやSNSが広報の主流になっている現在、丁寧に作られた広報紙を受け取ると、何とも言えない温かい気持ちになるものです。
ぶらっと訪問
「今月から新しいコーナーを始めます!
神社やお寺めぐりが大好きで、旅行に行く時には御朱印帳を持って行きます。工務店の一員として、文化遺産や歴史的建造物をレポートしていきたいと思います。
第一回目は藤沢の白旗神社にお邪魔しました。少し離れた所からでも立派な鳥居が見えます。白旗神社の宮司、鈴木様に素敵な御朱印もいただいて、お話を伺うこともできました。
最初に、社務所内の天井について教えていただきました。見た目には全くわからないのですが、この天井の造りは現在では施工技術を持った大工さんがいない為、解体する時にしか詳細はわからないそうです。
次に、鳥居は日本初のグラスファイバー製で、ボート等に使われている材料で、溶かしたガラスを繊維状にしたものなので石材と比較すると軽量なのが特徴です。表面は、石材に見える吹き付け加工で仕上げています。見た目にも、触ってみても、まるで石で出来ている様に見えるのです。大地震などの被害を考慮して、この様な仕様にしたそうです。
次は本殿をご案内していただきました。古い歴史と厳粛な佇まい、そして素晴らしい装飾にため息がでます。
- 外の縁(通路)の板には、表裏異なる躍動的な絵柄が繊細に彫られています。
- 本殿の屋根を支える重要な役割を持っている大瓶束も見せていただきました。長い年月どっしり座って屋根を支えています。見れば見るほど、何とも言えない厳かさを感じます。
- お賽銭箱のこの部分、これは仕口のひとつです。どこからはめるのか、どうやってばらすのか、全然わからない木と木の組み方です。機会があったら、じっくり見てみてください。
本殿正面のしめ縄は毎年12月にご近所の方達20名で編んで取り付けています。今年で3年目、年を追うごとにヴァージョンアップしているそうなので、毎年恒例で楽しみですね。
白旗神社は4~5月の時期に義経藤と弁慶藤が咲き誇ります。夜にはライトアップで幻想的な藤の花を楽しめます。皆様もお参りしてみてください。
そして最後に、私の自慢の御朱印帳の紹介です。馬に跨った義経と弁慶が勢いよく走っている姿がとても素敵な御朱印です。」
▽本日2/10の梅はこんな様子。手水舎裏の梅が7輪ほどに開花!