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『みもすそ』第108号 伊勢談草~朝熊山と植物採集の思い出~

投稿日:2023年11月14日(火)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】六白金星:12月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…北東 運気好調。万事思い通りに運びそうです。但し求め過ぎは危ない。良い話には落とし穴在り。今はこの良運を安定させることが大事。じっくり慎重に歩んで、信用を高めるように。」とのことです…権禰宜の遠藤です。

今回は、伊勢神宮崇敬会発行の冊子『みもすそ』第108号(令和5年初冬) 伊勢談草~朝熊山と植物採集の思い出~をご紹介致します。

表紙

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【伊勢談草~朝熊山と植物採集の思い出~】

「朝熊山(あさまやま)は標高555メートルの霊山で、皇大神宮(内宮)の東北に位置し、山頂近くに古刹金剛證寺(こんごうしょうじ)があり、一帯は珍 しい植物の群生地として知られています。 昭和四十年代に朝熊山七草の名前が 有名となり、毎年、自然教室などが開 催され、大勢の参加者でにぎわいました。 さて私の手元には、今から70年前に 朝熊山で採集した植物の標本と、その日 の簡単な日記が残されています。要約す ると、

「八月八日 日曜日(昭和二十九年 〈一九五四年〉筆者中学二年生)。

今日は朝熊山へ行くため朝五時半に目 が覚めた。六時半になって友達と二人で宇治(内宮側)の登山口から登り始めた。

途中少し休んだが、霧が深く何も見えな かった。

急いで坂道を歩き奥の院(金剛証寺の別院)に着いた。それから東公園に行き、 少し景色を見てから再び奥の院に戻って お昼の弁当を食べた。

そこで、お寺の和尚さんが親切に朝熊山の歴史について話して下さった。お礼を述べた後、頂上周辺の山野で、友達と植物採集に熱中してから山を下った」

簡単な日記の一齣であり、残る標本もアサマリンドウを始め数点に過ぎないけれど、今年の夏、ふと遥かな少年時代の思い出を楽しむことが出来ました。」

R5厄年表


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