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【神社新報コラム】杜に想ふ~精神文化を世界へ~

投稿日:2020年4月23日(木)


最近は休みの日に家でマスク作りに奮闘しています…。難しい…。権禰宜の佐藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』令和2年2月3日号掲載のコラム「杜に想ふ」をご紹介致します。

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杜に想ふ

【杜に想ふ~精神文化を世界へ~】

「令和の光をいただいての初のお正月も穏やかに過ぎ、東京五輪・パラリンピックの成功に向けて、各地で準備が進んでゐる様子は嬉しい限りである。とくに政府は今、文化大国としての発信、整備に努めてゐるところである。といふのも、オリンピック憲章には「オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである」と記されてをり、文化大国日本の生命の輝かせ処と考へるからである。

日本の力の源は文化にある。昨年の御代替りの儀式や、今年は目標四千万人とされる訪日外国人観光客の増加などにより、日本の精神文化への尊敬と憧れは世界に急速に広がってゐる。この機会に文化面での発信に心をこめて、世界平和に寄与したいものと思ふ。世界が大激変の中にある今こそ、日本文化の発信は世界にビューティフルハーモニーの何たるかを感じていただくことにもならう。私は現在、自民党の文化関係の会長を務めさせていただいてゐる。恩返しの思ひで働きたい。

2012年(平成24年)のロンドン五輪では、2008年の北京五輪終了時より四年間で約18万件の文化イベントを英国でおこなひ、子供たちを含む4300万人が参加し、約八割の英国民が自国をより誇りに思ふやうになったとアンケートに答へてゐる。これにより英国のブランド力ランキングで文化交流関連項目の評価が上がり、ロンドンの都市ブランドは世界一位となった。ちなみに現在も一位はロンドン、二位はニューヨーク、三位が東京となってゐる。

北京五輪、八年後のリオ五輪では長期間にわたる文化イベントは開かれなかったが、長い歴史と豊かな文化を持つわが国なら、ロンドン大会を超える20万件の文化イベントを来年にかけておこなへるのではないかと、目下、政府、自治体、関係団体、街のさまざまなグループが企画、開催中である。日本文化の祭典「日本博」の全国展開をはじめとして、明治神宮では創建百年にあたり「神宮の杜芸術祝祭」がこの3月から来年の6月まで開催されるなど、各地で多言語発信も含む新次元の「文化立国日本」の広がりとなることだらう。学校や市民グループの文化活動も活潑化してゐる。

日本文化には深い精神性、美しさ、和の心、つながる力がある。日本は祭りだけでも年間31万件に及ぶともいふ。日本文化の祈りのヘ道の中に私たちは生かされてゐる。最古の祭は天岩戸開きであらうか。光をいただき、生の喜びに笑ひ合ひ、神々と共にある幸福を分かち合ひ、もてなし合ひながら地域と人々の心が再生されてきた常若の国、その真髄は、各国の人々にも普遍性をもって伝はるのではないだらうか。」

(参議院議員、神道政治連盟国会議員懇談会副幹事長)


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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