投稿日:2020年4月24日(金)
「今は神奈川に来ないで」とインパクトのあるメッセージが道路情報板などで表示されているそうです。大型連休も皆で我慢しましょう~権禰宜の新久田です。
さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』令和2年2月24日号掲載のコラム「神宮だより」をご紹介致します。


【神宮だより~高齢化社会への期待~】
「昨日二十三日には御代替り後、初めての天長祭が執りおこなはれました。祭典では天皇陛下の御誕生日をお祝ひし、本年還暦をお迎へになられた陛下の長寿と国民の繁栄を祈念する祝詞を、大宮司が両宮の神前にて奏上しました。その後、第一別宮以下の諸宮社でも祭典を執りおこなひ、令和の御代の長久を祈念しました。
昔から長寿の祝ひであった還暦ですが、医療の発達によりその意識は薄れてきてゐるやうです。PGF生命(株)がおこなってゐる「還暦人に関する調査」の平成三十一年版によると、「嫌だ・遠慮したい」と感じる還暦祝ひは「赤いちゃんちゃんこを着る」が全体の70.4%に上りました。さらに、二月四日には「七十歳現役社会」を見据るた法整備が進み始め、政府が七十歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする高年齢者雇用安定法などの改正案を閣議決定しました。
より一層高齢化が進行し、ちゃんちゃんこを着て長寿を祝ふ習慣がさらに遠ざかると思ふと少し寂しく思ひます。
また、同調査では「六十歳以降、何歳まで働いていたいか」を集計してをり、「六十歳まで(六十歳以降働きたいと思わない)」は15.3%となり、六十一歳以上の年齢を回答した人の合計は84.7%に。とくに「六十五~六十九歳まで」や「七十~七十四歳まで」に回答が集まり、平均は六十七・二歳になりました。七十歳前後まで現役で働いてゐたいとする還暦人が多いやうで、現役世代の増加には頼もしさも覚えます。
本年還暦を迎へる方々は子年ですが、『古事記』においてネズミは、須佐之男命から試煉を与へられた大国主命を助けてゐます。私自身も火に追はれる大国主命を助けたネズミたちの勇敢さを見習ひ、今後の神明奉仕に臨んでいきたいと思ひます。」
今日のフジとツツジです。



















