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タウンニュース藤沢版 ~若者に届け「夢は叶う」~(駄菓子屋ROCK)

投稿日:2024年1月15日(月)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】五黄土星:令和6年2月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…南・北東 注目を浴びかなり責任の重い仕事を任されたりしてストレスが溜まりますが、何とか乗り切ってください。今後を左右する事に繋がりそうなので、気を引き締め慎重に歩んで」とのことです…権禰宜の遠藤です。

さて、タウンニュース藤沢版(1月12日号)のコラム「夢追い人」に、宮司の友人で当社の神賑行事に様々な形でご協力をいただいております、駄菓子屋ROCKこと谷口齋隆さんについて掲載されておりましたので、紹介します。

※記事中の写真は白旗神社で撮影されたものです。

タウンニュースロゴ

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若者に届け「夢は叶う」 谷口齋隆さん(43) 辻堂元町在住

「駄菓子屋」という概念を書き換えた。お菓子やおもちゃをリヤカーいっぱいに詰め、人が集う場所に自ら繰り出す。綿菓子にポップコーン、射的にヨーヨーすくい、屋台にやぐらの組み立てもお手の物。必要なもの一式でその場を「祭り」に染め上げる。今や湘南エリアを中心に全国のイベントでお呼びがかかる名物男。その名も、「駄菓子屋ROCK」だ。

はっとした。自分で設定した期限が半年先に迫っていたからだ。

「35歳になったら俺は駄菓子屋をやる」。それが口癖だった。

茅ヶ崎市出身。学校帰りに小銭を握りしめ、何を買おうか心を弾ませる。そんな子どもが集う駄菓子屋の雰囲気が幼少の頃から好きだった。

高校を卒業後、飲食や建設業などアルバイトに明け暮れた。分岐点は友人との酒席でいつもの口癖を声に出して。

「あれだけ言ってたのに、夢に向けて何もできていない」。正直、焦った。開業しようにも資金だってない。ならばと辿り着いたのが移動式リヤカー。近所や知人の店の軒先を借りて出店し、夢の第一歩を踏み出した。

<発想の転換>

ただ、安価な駄菓子を打っても売り上げは日に数千円程度。生活の糧にはならず、調べてみれば日本全国で駄菓子屋は激減していた。

「でも駄菓子屋そのものは今の時代にもマッチする」。お菓子やおもちゃを前に目を輝かせる子どもたち。その様子に目を細める大人たち。世代を超えて喜ぶ姿にニーズを確信していた。

そこで発想を切り替えた。「駄菓子屋をイベント集客のための出し物に位置づければいい」。「出店者」である限り出店料を支払う必要があるが、「出演者」として依頼があるのなら出演料が支払われるのが道理だ。

この発想が革新的だった。獅子舞や餅つき、イベントを盛り上げるためのコンテンツを増やし、SNSで実績を発信するとじわじわと出演依頼が舞い込むようになった。

昨春の大型連休には横浜・みなとみらいに出店。9日間の出演料と売り上げは会社員の年収にも匹敵する額になった。

<舞台は世界へ>

好きなことだけをやり続ける―。その信念で歩む人生の軌跡は多彩だ。彫師、バンドマン、ラジオパーソナリティー。愛娘が生まれたのを機に3年前からは農業も始め、藤沢と茅ヶ崎で米や野菜を育てている。

異彩を放つ存在感はメディアでも度々取り上げられ、先頃は東京大学の学生を相手に夢をテーマにした講演にも立った。

若者に伝えたいのは、固定観念にとらわれない夢の叶え方だ。「自分もまだ夢の途上」と前置いた上でこう力を込める。

「周りからは色々言われるかもしれない。でも、今やりたいことを貫き通した方がいい。夢はその先にあるから」

今年、新たな挑戦が幕開けようとしている。4月、米国ボストンで2日間で10万人が訪れる巨大イベントへの出演が決定。8月にはカナダにも足を伸ばし、活躍の舞台を世界に広げようとしている。成功の青写真はすでにある。

「祭りは日本の文化。これを世界に発信していきたい」

R6厄年表


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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