投稿日:2020年5月9日(土)
今日はアイスクリームの日。1869年(明治2)のこの日に、日本で初めてアイスクリームが製造・販売されたことにちなみ、日本アイスクリーム協会が1959年から実施している記念日で、初めて「あいすくりん」として販売されたのは横浜・馬車道通りだそう。夏に近づくにつれ食べたくなりますね…冬に炬燵に入りながら頂くアイスも良い…権禰宜の佐藤です。
本日は昨日に続き、伊勢神宮崇敬会発行の『みもすそ』94号(令和二年春)より、特集「天皇御即位と神宮」を御紹介致します。




【神宮に御親調の儀で伊勢へ】
即位礼と大嘗祭という大儀を無事に 終えられた天皇皇后両陛下は、十一月 二十一日、「神宮に御親謁の儀」に臨ま れるため、伊勢へ行幸啓あそばされまし た。午後四時半頃、近鉄宇治山田駅に到 着された両陛下は、多くの市民に出迎え られ、御料車で内宮の行在所(あんざいしょ)へ。夜には 両陛下のご来勢を奉祝する提灯行列がお はらい町を練り歩き、内宮の宇治橋前で は万歳三唱の声が響き渡りました。
御親謁の儀は、即位礼と大嘗祭を終え られたことを大御神に親しくご奉告さ れ、その御代の弥栄と国民の平安を祈念される御一代に一度のご参拝です。大正 時代以降、昭和、平成、令和で四度目と なります。
時おり激しい雨が降る二十二日、両陛 下は午前九時に内宮をご出発。お姿を目 にしようと沿道や外宮表参道前に集まっ た人々に御料車の中からにこやかに手を 振り笑顔を向けながら、外宮行在所へ入 られました。
十時半頃、天皇陛下は黄櫨染御袍に立級御冠(りゅうえいのおんかんむり)をお召しになり、手には御笏を執られて行在所を出発。幌(ほろ)の付いた 儀装馬車にご乗車され、静寂の神域を ゆっくりと進まれました。先導には冠に 木綿鬘(ゆうかずら)を付けた禰宜二名。陛下は正宮の板垣南御門前で降車されると、剣璽を捧げ持つ侍従とともに御正殿の中へ。御菅蓋 (おかんがい)をさしかけられ、約七十五メート ルの雨儀廊を進まれた陛下は、神宝や幣 物を奉納し、大床の御座他にて玉串を捧 げ拝礼されました。
天皇陛下が行在所に戻られると、皇后陛下が御親謁の儀に臨まれました。皇后陛下は御料車でのご参進です。雅やかな 十二単のお姿や、額に付けられた釵子(さいし)の輝きがひときわ華やか。板垣南御門前で 車を降りられ、侍従次長や女官長などの随従で参入された皇后陛下は、陛下と同様に玉串を捧げ、拝礼されました。
晴天となった翌二十三日、両陛下は内宮で同様の儀に臨まれました。天皇陛下は前日と同じ漆塗りの馬車の幌を外さ れ、皇后陛下は、即位パレードで使われたオープンカーで神域を参進、内宮御正殿へ参拝されました。
ご到着の二十一日から二十三日に東京 へ戻られるまで、駅や両陛下が移動される沿道は多くの人で埋め尽くされまし た。三重県によれば三日間で約四万一千人が奉送迎を行ったとのこと。両陛下が集まった人々に手を振り、笑顔で応じられる清々しいお姿に、「令和」という新時代の息吹が感じられました。日本の平安と皇室の弥栄を願って、ぜひ令和の伊勢参りにお越しください。
















