投稿日:2023年6月9日(金)
神社横の国道からバイクの排気音が多く聞こえるようになると、その日が土日であることにようやく気が付きます。
宅配用三輪バイクしか運転したことがない出仕の宇多です。
さて、本日は出張祭典にて用いる薦(こも)の修復をしました。
薦は、祭典において主に案(あん・・・神饌や玉串を載せる台)の下に、敷物として舗設されます。
▽度重なる使用により、末端の結び目がほどけ、分解しそうな状態です。
▽2本ずつ、上下は互い違いになるように糸を通します。
緩んでいますので、引っ張って整えます。
▽最後に結んで修復完了です。
当然ですが道具というものは、素材が少なく、かつ構造が簡単であるほど修復が容易であります。道具を修復することはいわゆる”エコ”でもあります。大量消費社会の現代において、物を修理する技術は備えておきたいものです。