投稿日:2018年1月1日(月)
新年明けましておめでとうございます。
平成30年 皇紀2.678年 戊戌(つちのえ いぬ)の新しい年を迎え、謹んで聖寿の万歳とご皇室の弥栄を言祝ぎ奉り、国家国民の隆昌と氏子崇敬者皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年西暦では2.018年(西暦の下一桁が8の歳は戌年)、昭和以来93年、明治以来150年、恵方は南南東、ラッキーカラーは黄色となります。
【十干は幹、十二支は枝】
本年の幹の部分『戊』(つちのえ・ぼ)は『茂』と同じ意味を持つと共に戈(ほこ)の形象で、物事が繁栄し繁雑化する(するべき事が多い)に従って無駄を省き、簡略化することに務めることを意味しています。
枝の部分『戌』(いぬ・じゅつ)は、草木茂る戊の中に陽気(『一』)をおさめており、裁成(程よく取り計らって物事を成し遂げる)という意味があります。
また、陰陽でいうと『戊土・戌土』となり、共に陽の気が合わさっておりますことから、善し悪しのどちらかに偏る年であると予想されます。
総じて、公私ともに『断捨離』をすることで幸運を招くのではないかと思っております。
しかしながら、それを知っているだけでは不安であるため初詣に出掛け神仏に祈るのが日本人であります。大難を小難に、小難を無難に過ごすべく生まれたのが『八方除』の信仰です。
当社の主祭神 寒川比古命(さむかわひこのみこと)は、唯一八方除守護神として当地では850年の間、篤いご加護をお授け下さっております。
氏子崇敬者の皆様には、大神様の御加護を戴かれまして平穏無事な一年でありますように祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。
平成30戊戌年 元日
白旗神社 宮司 鈴木大次