投稿日:2013年5月24日(金)
家の近くにカラスの巣があるようで、早速、朝から襲われました・・・権禰宜の平野です。
さて、去る20(月)~22日(水)まで藤沢市氏子総代会研修旅行にて被災地でもある宮城県・山形県に行って参りました。
旅行当日の朝は、5時過ぎに集合と少々早めでした。また、朝から霧雨が降っており、「またしても雨男か・・・」なんて思っていました。今回の参加者は私も含め30名でした。バスで藤沢市内から東京駅に行き、東京駅から新幹線にて一路、仙台駅へ。
仙台に着くと、藤沢では降っていた雨が止んでいました。仙台駅をバスで出発し、昼食場所でもある宮城県護国神社へ向かいました。仙台の町並みを車窓から見ていても「本当に大震災があったのかな?」と思う程、綺麗に整備をされていました。
宮城県護国神社へ着き、境内の中にある食事処にて、宮城県名物の「はらこめし」を頂きました。ご飯の上にいくらと鮭の切り身が混ざっており、大変美味しく頂きました。
この宮城県護国神社の社殿は朱色をしておりました。靖国神社や全国にある護国神社では朱色の社殿を見た事が無く、大変驚きました。宮城県護国神社史によると「第59回伊勢神宮式年遷宮に際し、外宮の別宮風宮の旧御社殿を特志を以って頒賜された由緒の極めて尊い建物である」と書いてありました。また境内には陸奥国を治めていた、伊達政宗像もありました。
宮城県護国神社を後にして、陸奥国一之宮鹽竈神社(むつのくに・いちのみや・しおがまじんじゃ)へと向かいました。
鹽竈神社に着くと神職さんに案内され、まずは志波彦神社にて正式参拝。その後、階段を登り鹽竈神社別宮にて正式参拝をしました。鹽竈神社も20年に1度の式年遷宮があるそうで、社殿の建て替え工事の真っ最中でした。
神職さんに震災時の事を聞くと、「灯籠が全て倒れ・玉垣が崩れました。ですが参拝者・職員・社殿等には被害がなく、不幸中の幸いでした」と仰っていました。約1時間の滞在を終え、塩釜港へと向かいました。
塩釜港も震災時には1メートル50以上の津波が押し寄せ、車・船などが流され、甚大な被害を被ったそうです。まだ、復興が進まず、漁師さんなど、苦労をなさっているそうです。
塩釜港から松島海岸まで「丸文松島汽船」で向かいました。
松島海岸に到着し、国宝でもある瑞岸寺にお詣りを致しました。国宝という事もあり夕方にお詣りに到着したものの、すごい数の参拝者がおり、大変びっくり致しました。
瑞岸寺を後にし、1日目の宿泊地へ向かい、夕食時には参加者の懇親を深めるべく、宴会が開催され、2日目に備えました。
2日目には震災で甚大な被害を受けた石巻地区へ訪問致しました。その模様は明日以降のブログでご報告させて頂きます。