投稿日:2023年10月27日(金)
地下室で祭典を行うと、祝詞の声がとても響きます。いつもとは違う感覚でおもしろいですね…権禰宜の遠藤です。
さて、去る10月24日(火)午後4時より、藤沢市亀井野にある日本大学生物資源科学部キャンパス内のボイラー火入れ式をご奉仕して参りました。
このお祭りは、毎年この時期に学舎内の暖房設備の使用開始に合せて執り行われ、「鞴(ふいご)祭」と言ったりするところもあります。
比較的新しい大きな学舎の地下にある、これまた大きなボイラー装置の前に祭壇を設け、学部長様以下関係職員の方々のご参列のもと祭典を執り行いました。
お供え物の野菜が三方に乗り切らない程沢山お供えされていますがそれもそのはず、ほとんどがキャンパス内の畑で採れたものだそうです。さすが生物資源科学部…
祭典の中では特徴的な「点火式」が行われます。古くは火打石で着火したのでしょうが、ここでは学部長・事務局次長のお二方が手袋を嵌め、二か所の点火スイッチそれぞれを「着火!」の掛け声とともに押されて無事ボイラー装置が起動していました。
祭典後のご挨拶では、冬の始まりを告げるこうしたお祭りをはじめ、季節の行事を大切にされます事お話申し上げました。
本年は4年振りになる参列者での直会の席が設けらており、その準備の様子を横目に見ながら退下致しました。
いずれに致しましても、日本大学生物資源科学部の学部長様はじめ職員・学生の皆様の御健勝・御多幸を祈念申し上げます。