投稿日:2013年3月11日(月)
3.11 祈りの日。宮司です。
さて、本日午後2時より 『東日本大震災 復興祈願祭』を、午後2時46分には藤沢市防災無線の呼びかけに合わせ東北地方へ向かい1分間の黙とうを捧げました。
平成23年のあの日、私は社務所におりました。
大きな揺れに恐怖を感じ、社務所の外へ走りました。境内では、参拝者の方が立っていられないため、しゃがんで揺れが治まるのを待たれているほどでした。
あれから2年。。
白旗神社では、震災翌日から現在に至るまで『神社義捐金募金箱』を設置し、また当年秋には境内に鎮魂のロウソクを灯し東日本大震災物故者慰霊祭並奉納演奏を、昨年には復興祈願祭を始め現地への復興支援活動など、出来る範囲での支援を続けて参りました。
『被災神社の義捐金にお使い下さい。復興するまで毎年お持ちします。』 昨年、復興祈願祭にご参列下さったHさんより昨日義捐金をお預かり致しました。
復興への道は始まったばかり。
白旗神社では、氏子崇敬者の物心両面での支援活動を代表して、『祈り』を核として心を寄せ続ける所存でございます。
氏子と共に流出してしまった神社。未だ、再建の目途がつかない神社は多々あります。
皆様方にもご理解・ご協力いただけますれば幸甚に存じます。
不幸にもお亡くなりになられた方々の御霊の平安と、被災地の1日も早い復興をご祈念申し上げます。
(写真 明治天皇御製 敷島の 大和心の雄々しさは 事あるときぞ 現れにけり)